空犬通信

本・本屋好きが、買った本、読んだ本、気になる本・本屋さんを紹介するサイトです。

藤本和子訳のブローティガン「新作」

神保町、すずらん通りにある三慶商店の店頭にItalia GuitarsMaranello Speedsterの中古美品がぶらさがっていて、ここ2、3日、前を通るたびに、メタリックブルーの美しいボディに目を奪われていて、本はしょっちゅう衝動買いしてるけど、さすがに、平日の昼休みに、中古ギターを衝動買いしたりしたらまずいよなあ、などと思いながら、店の前を行ったり来たりしている、青いギターに滅法弱い空犬です。


昼休みにエレキギターを買うのはさすがに思いとどまり(←当然だ)、代わりにこれを購入。


  • リチャード・ブローティガン『エドナ・ウェブスターへの贈り物 故郷に残されていた未発表作品』(ホーム社/集英社)



この文章を書いている時点では、Amazonには書影もくわしい説明もあがっていませんが、版元集英社の新刊案内によれば、こんな感じ。《ブローティガンの初期未発表作品集/無名の青年が、詩や散文を記した原稿を、恋人の母親に託した。「エドナ、ぼくが金持ちで有名になったら、これはあなたの社会保障手当に役立つよ」。初期ブローティガンの瑞々しい未発表作品。》


題名というよりは、なんか本の説明みたいな書名がなんだかおかしいですが、ブローティガンの正真正銘、「未発表作品」ですよ。『不運な女』以来5年、2010年のいま、ブローティガンの「新作」を、藤本和子さん訳で読めるんだからなあ。この作品を翻訳するにいたった経緯や作品の内容について、訳者の藤本さん自身が、ブログに書いています。こちらをどうぞ。



ブローティガンの翻訳は数社から出ていますが、ブローティガン+藤本和子と言えば、やはり晶文社のイメージがどうしても強い。でも、『不運な女』、そして翻訳じゃないけど、藤本和子さんの↓これは新潮社。集英社というのはちょっと意外でしたね。ブローティガンは初めてかな。それにしても、今回の表紙、装幀は平野甲賀で、いかにも晶文社っぽい感じですよねえ。意図的にそうしたんだろうなあ。




というわけで。今晩は、オリーブをつつきながら、麦酒片手にブローティガンを読むことにします。雨の金曜日の夜に読む本には、なんとなくぴったりな感じがするではないですか。ねえ。



◆今日のBGM◆


  • ザ・ドアーズ『L.A.ウーマン』



ドアーズの他のアルバムに比べれば、ターンテーブルにのる頻度は圧倒的に低いんだけれど、でも、たまに、ほんとにたまに聴きたくなるのは、ラストの「ライダーズ・オン・ザ・ストーム」があるからかなあ。


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