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空犬通信

本・本屋好きが、買った本、読んだ本、気になる本・本屋さんを紹介するサイトです。

未踏の時代、精神史……最近買ったSF本たち。

最近買った本のなかからSFがらみの2点を紹介しますよ。


  • 福島正実『未踏の時代 日本SFを築いた男の回想録』(ハヤカワ文庫JA)
  • 長山靖生『日本SF精神史 幕末・明治から戦後まで』(河出ブックス)



『未踏』は、創刊50周年を迎えた『S‐Fマガジン』、初代編集長の回想録。読んでいてしかるべき本なんですが、なんとなく読みそびれていたもの。文庫化はうれしいなあ。


でも、ハヤカワ文庫、トール化のせいで、手持ちの革カバーに入らないもので、持ち歩く機会が激減してしまいました。やれやれ。これも家読書ですかね。


河出ブックスのほうは、内容紹介によれば、《日本SFの誕生から百五十年、“未来”はどのように思い描かれ、“もうひとつの世界”はいかに空想されてきたか―。幕末期の架空史から、明治の未来小説・冒険小説、大正・昭和初期の探偵小説・科学小説、そして戦後の現代SF第一世代まで、近代日本が培ってきたSF的想像力の系譜を、現在につながる生命あるものとして描くと同時に、文学史・社会史のなかにSF的作品を位置づけ直す野心作。》という本で、さらに広いスパンで、SF史を見渡したもの。



タイトルに「精神史」とあるように、単なる日本SFの歴史にはなっていないところが、この書き手らしいところ。なにしろ、こういう本たち↓の書き手ですからね。




そうそう、SFと言えば。娘が小学校の図書室で借りてきた本のなかに、こんなものが混じってました。




早川書房から出ていた『ラルフ124C41+』の児童向け抄訳ですよね。表紙のイラストがすっかり今ふうになっていたので一瞬気づきませんでしたが、これ、かつて「SFこども図書館」として出ていたシリーズの1冊ですよね。と思って探してみたら、表紙画含めてまとめていらっしゃる方もいるようでした。こちらで表紙とシリーズを一覧できます。




別に、ぼくが、このようなシリーズがあることを教えたり、SFをすすめたりしたわけではなく、ほんとに偶然選んだもののようなのです。ちなみに、この本、訳者は福島正実さん。SF好きにしようとか、なってもらいたいとか、とくにそんなふうには思いませんが、こういう偶然はちょっとうれしいですね。



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