空犬通信

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ナボコフの未発表長編、まもなく米英で発売

さすがに風邪っぴきのときは中断してましたが、ふだんは、毎晩寝る前に、こんな本を少しずつ読んでます。




ナボコフと言えば、言葉の選び方、構成、自著の翻訳の出来など、自作のあらゆる面に徹底的にこだわった人。ナボコフの、そうした自著への執着というか執念というか、そういう面が書簡集にもあらわれていて、とてもおもしろい読み物になっています。


『ロリータ』の訂正リスト(著者本人が校正・校閲した結果)をエージェントに送ったときの書簡なども、リスト込みで収録されています。これだけでも、決して安価とは言えない本書を手にとる価値があるというもの。




↑左が続き。ナボコフの書簡集には右も。




日記や書簡は、ぶつぎりで読めるので、毎晩少しずつ読み進めていくスタイルにぴったり。以前に取り上げた↓これらの本も、枕元に置いて、少しずつ少しずつ読んでいます。




ところで、ナボコフと言えば、『群像』の先月号がナボコフ特集でしたね。




この号には、「新発見」短篇「ナターシャ」が掲載されているんですが、驚いたことに、未発表作には長編もあったんですね。「『ロリータ』作者の未発表小説、英米で17日発売」(11/8 AFPBB News)。


↓こちらがその未完にして未発表の作。左が米版(Knopf)、右が英版(Penguin)。


  • Vladimir Nabokov『The Original of Laura』



明日11/17に米英で発売されるとのこと。ナボコフは英語で読むの、大変だからなあ。翻訳、若島正さんの訳で、そのうち出るだろうから、それを待つかなあ。

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