空犬通信

本・本屋好きが、買った本、読んだ本、気になる本・本屋さんを紹介するサイトです。

羆撃ち、アルジェント、高丘親王……今日読んだ本たち。

予定していたお出かけがとりやめになってしまい、こんな本たちをぱらぱらやりながら、終日だらだら、のんびりと過ごしました。


  • 久保俊治『羆撃ち』(小学館)
  • 『季刊TRASH-UP!!』Vol.03(TRASH-UP!!)
  • 澁澤龍彦『高丘親王航海記』(文藝春秋)



『羆』は実際のハンターによる、北海道とアメリカを舞台にしたノンフィクション。ハンティングの場面はもちろん、その後の過程(運んだり、解体したり、食べたり)の描写もリアルで一気に読ませる迫力。日曜日ののんびり読書にはいささかハードなところもありますが、読み応え十分でした。


トラッシュカルチャー・マガジン、『TRASH-UP!!』 の第3号、第1特集がダリオ・アルジェントとあれば、買わないわけにはいきません。 国内版がリリースされていない初期作品『4匹の蝿』のシナリオが掲載されているのは、ファンなら見逃せないところ。映画がらみでは、フランク・ヘネンロッターのインタビューも掲載されてます。



『高丘』は何度目かですが、何度読んでもいいなあ、この感じ。そういえば、酔舎仲間のSさんとこの本の話をしていたとき、「この本でジュゴンの漢字をおぼえた」なんて話で大受けしてしまいました。ちなみに、「儒艮」と書きます。日常生活には何の役にも立たない知識だと思うけど(苦笑)。


文庫も単行本も持ってますが、今回の再読は、単行本のほうで。この本、講談社出版文化賞ブックデザイン賞を受賞してますが、装丁・造本がいいんですよねえ。箱入り、クロス装で、表紙には箔押しまで。80年代には、豪華本でも特製本でも限定本でもない、ふつうの文芸書に、まだこんな造本が可能だったんですね。




◆今日のBGM◆


  • Missing Persons『Spring Session M』



ザッパ卒業生たちが、ちょっとポップなロックバンドでもやる?、よっしゃ、みたいな感じで結成したミッシング・パーソンズ。チャート音楽を目指したんでしょうが、そこはやはりザッパ卒業生、どうにもストレートなポップにはなりえなくて、マニア好みの変態ポップロックアルバムができてしまいました。なので、ぼくはけっこう好き、というか大好きだったりします。


本作でのテリー・ボジオのドラム、いいんですよねえ。叩きまくりではないんだけど、おかずの入れ方とか、リフへの合わせ方にボジオ節全開。「Windows」とか「Tears」のプレイはほんと、最高。


ギターのウォーレン・ククルロのプレイも要チェック。ザッパ時代には、どんなギター弾いてたんだかよくわかりませんでしたが、ここでは、ハイテクではないけれど、いや、むしろヘタウマちっくな感じなんですが、それなりに個性的なプレイを聞かせてくれ、印象に残ります。歪みもモジュレーション系のエフェクトかけっぱの音も、いかにもな感じ。


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