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空犬通信

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ジュブナイルSF新レーベルに期待です……「ボクラノSF」刊行開始

新しいジュブナイルSFのレーベルが誕生しましたね。「「ボクラノSF」 シリーズ刊行開始!」。版元は福音館書店


  • ジョン・ウインダム/星新一訳/長新太画『海竜めざめる』(福音館書店)
  • フレドリック・ブラウン/星新一訳/島田虎之介画『闘技場 フレドリック・ブラウン コレクション』(福音館書店)
  • 筒井康隆/加藤伸吉画『秒読み 筒井康隆 コレクション』(福音館書店)



シリーズ監修は大森望、装丁は祖父江慎。読者対象は、中学生から、とあります。 こういうシリーズに中学生で出会えたらいいだろうなあ。


わたくしはというとSFとの出会いは小学生のとき。図書館や図書室で出会った岩崎書店やあかね書房などのジュブナイルSFシリーズに、どれだけ読書の楽しみを広げてもらったかわかりません。


ジュブナイルSFについては、こんなサイトがありました。ああ、なつかしいいなあ! このリストにある、あかね書房が出していた「「少年少女世界SF文学全集」の1冊、『鋼鉄都市』(アイザック・アシモフ作、福島正実訳)。たしか、これが最初に出会った海外SF長編でした。出会ったのはたしか移動図書館(近くに図書館がない地域に、マイクロバスぐらいの車に書籍を積んで出張で来てくれる、というサービスです)でした。表紙のデザインも、扉のイメージもばっちり覚えてますよ。文庫で読める作品だけど、古本屋さんで見つけたらほしいなあ、この版で。


……と、個人的な思い出で脱線しましたが、要するに、良質のジュブナイルSFって読書の入り口にはいいと思うんですよね。本シリーズは中学生向きとのことですが、小学校向きで、現在のSF感・SF観が反映された本格的なものがあってもいいのになあ。


「ボクラノSF」に話を戻します。セレクトもいいですが、造本がすばらしい。装丁も格好いいし、3点とも、イラストだけじゃなく、誌面も変えてあるあたり、さすが祖父江さん。作品的には読んでるのばかりですが、ぼくも欲しくなりました。


気になる定価ですが、翻訳2点が1,890円、筒井が1,785円。この造本からして、高すぎるとは思いませんが、ただ欲を言えば、読者対象を考えると、これがもう少し安くて、中学生のお小遣い感覚でも買いやすいぐらいだったら、なおよかったのになあ、などと思うのです。


ともあれ、久しぶりのジュブナイルSF新レーベル「ボクラノSF」、ぜひがんばってほしいですね。第2弾は9月とのこと、そちらも期待大です。



◆今日のBGM◆


  • マーク・ベノ『マーク・ベノ』


名盤『雑魚』で知られるスワンプロッカー、マーク・ベノのファーストです。もちろん『雑魚』はぼくも大好きな盤なんですが、こちらのファーストもなかなか捨てがたくて、同じぐらいよく聴いてたりします。


どれもいいですが、「Second Story Window」なんて、ほんと、いつ聴いても沁みます。ライ・クーダーやブッカー・T・ジョーンズらも参加。あと、リタ・クーリッジも参加してますね。7や9はリタのバージョンもあります。


ぼくの持ってるのは紙ジャケですが、こういうのまで紙ジャケにして出してしまうって、ほんと、日本のCDの世界はすごいなあ、と妙なところに感心してしまいます。




↑文句なしの名盤。ジャケもいいんですよね。



↑「ソウルフル・ファミリー」「ナイス・フィーリン」が聴けるリタのベスト。タイトルがいいですね、「Delta Lady」ですよ。

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