今回で18回目となる東京国際ブックフェアが今日から始まりましたね。
- 第18回東京国際ブックフェア
会期:7月10日(木)~13(日)
時間:10:00~18:00
会場:東京ビッグサイト 西1・2ホール


セミナーやイベントはたくさんありすぎて紹介しきれませんから、くわしくはサイトをご覧いただくとして、書店関連でおもしろそうなこの2つだけ紹介しておきます。
- 『どうする!出版産業のビジネスモデル
現行システムの根本を問い直し、未来への展望を探る』
7月12日[土]10:00~11:40
共催:本の学校運営委員会
【パネリスト】松信裕(有隣堂社長)/菊池明郎(筑摩書房社長)/小林 弘人(インフォバーン会長)
【コーディネーター】 星野 渉(文化通信社)
《戦後、日本の出版産業を世界屈指の経済規模に拡大させてきた現行のビジネスモデルは、いまや制度疲労に陥り、負の側面を露呈してきたといわれる。果たして今後、どのようなビジネスモデルが求められるのかについて、出版社と書店の経営者、そして新しいメディアのビジネスモデルを追及するベンチャー企業経営者によるタブーなき討論。》
という内容だそうです。無料ですが、事前申し込みが必要とのこと。申し込みはこちらからどうぞ。わたくしも聴きにいく予定です。もう1つはこちら。
- 2008年 本の学校 出版産業シンポジウムin東京
会期:7月12日[土] 12:40~16:00
会場:東京ビッグサイト 会議棟
- 【第1分科会】
「どうすれば雑誌の力を発揮できるのか ―読者、市場から考える―」 (共催:日本雑誌協会)
雑誌販売に顧客の購買履歴をマーケティングに生かした事例から課題と方向性を議論。
コーディネーター:梶原 治樹(扶桑社)
パネリスト:久我 英二(マガジンハウス)、荒井 孝久(CCCコミュニケーションズ)、田江 泰彦(今井書店)
- 【第2分科会】
「図書館、書店、出版社のコラボレーション」 (共催:日本書籍出版協会)
公共図書館と書店、そして専門出版社を交えて連携の可能性を探る。
コーディネーター:橋元 博樹(東京大学出版会)
パネリスト:持谷 寿夫(みすず書房)、常世田 良(日本図書館協会)、井門 照雄(丸三書店)
- 【第3分科会】
「書籍出版のデジタル対応を考える ―デジタルアーカイブと出版社」
(共催:日本出版学会・版元ドットコム)
国際的な電子書籍フォーマットの標準化動向から、課題と展望を議論する。
コーディネーター:植村 八潮(日本出版学会副会長、東京電機大学出版局)
パネリスト:深田 良治(シュプリンガージャパン)、平井 彰司(筑摩書房、書協知財WGリーダー)、沢辺 均(ポット出版、版元ドットコム)
- 【第4分科会】
「若手出版人の本音トーク ―これからの出版産業でどう生きていくのか?」
若手の出版人が何を考え、どのような展望を抱いているのかを本音で討論。
コーディネーター:永江 朗
パネリスト:三島 邦弘(ミシマ社)、新井 久幸(新潮社)、田中 香織(ジュンク堂書店)、井之上 健浩(久美堂)
書店好きとしては、とくに2と4が気になります。こちらは無料のようで、特記もありませんから、事前の申し込みも要らないようです。