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空犬通信

本・本屋好きが、買った本、読んだ本、気になる本・本屋さんを紹介するサイトです。

なくなっていくものたち

こんな記事にショックを受けている空犬です。「大阪・キタの名物映画館「三番街シネマ」が24日閉館」朝日新聞)。先日もこんなニュースにショックを受けたばかりだというのに、またしてもぼくの知っている“大阪”が失われていきます……。「さようならバナナホール 17日に最後の「籠城ライブ」」朝日新聞)。


ちなみに、三番街シネマは中学生のとき、初めてデートで映画を観た場所でした。バナナホールは高校のとき、ライブ(といっても、複数のアマチュアバンドが寄り集まってするタイプのですが)に出たり、友だちのバンドを観にいったりしていたところ。大阪で10代を過ごした身には、いずれもさびしいニュースです。まあ、でもそれから20年ぐらいたっているわけですから、最近までそのまま残っていたことのほうがすごいことなのかもしれませんね。三番街シネマでは、「想(おも)いでのラストショー」として「サタデー・ナイト・フィーバー」や「影武者」などの作品が上映されたそうです。



なくなると言えば、今日、ブックファースト渋谷店に行ってきました。



5/5の日記に書いた通り、10月中旬の閉店が決まっています(10/14が最後のようです)。お世話になったNさんにご挨拶をしにいったところ、少しお話ができました。あとふた月ほどだというのにこの時期になっても、次にどうなるのか(お店や担当など)はっきりしていないとのことで、なんとも気の毒な話でした。新刊情報などを持参したのですが、「見ると悲しくなるので……」「よそのお店で使っていただくほうがいいので……」と受け取ってもらえませんでした。熱心な方であれば、今から棚に入れられない本の情報を見るのはたしかにつらいことでしょう。今日は時間がなかったのですが、でも、お店の様子を見ておきたくて、大急ぎで店内を回り、文庫を少し購入。閉店までにあと何度チャンスがあるかわかりませんが、ぜひじっくり時間をかけて見に来たいと思います。


渋谷店は、渋谷文化村通り店として、以前旭屋書店が入っていた勧銀ビルの地下に生まれ変わることになっています。同じ十月には京都店が、来年春には秋葉原店が、来年秋には新宿店ができるとのことです。今回の渋谷店閉店が、ブックファーストのパワーダウンに終わらず、次への新しいステップになることを願ってやみません。


◆今日のBGM◆



デザイナーのIさんご夫婦に誘われて、Club QuattroTeteのライヴを見てきました。Teteはフランスのシンガーソングライター。CDは通常の伴奏入りですが、ライブは自身のギターのみをバックに歌を聴かせるアンプラグドスタイル。前回の日本公演では完全なソロだったそうですが、今回はコーラスの女性が1人ついていました。


バイオにも書かれていますが、音楽的には、アメリカのルーツミュージックの影響を色濃く感じさせる感じです。歌詞がフランス語なので歌の中身がわからないのは残念ですが、メロディは印象に残ります。ギター弾きとしては気になるギタープレイ。技術的に難しいことをしているわけではないのですが、抜群のリズム感に支えられた達者なギターはなかなかのもの。リズム隊の不在を補うような、パーカッシブなプレイが特徴的で、ボディを打楽器のように叩きながらリズムをとってプレイしていました。使用機材はアコースティックギター2本。CDの感じではナイロン弦タイプのモデルを使っているのかと思っていましたが、スチール弦のタイプでした。遠くからなので、メーカーはわかりませんでした。音色は、ナイロン弦をはったような、高音を極端にしぼりこんだ丸い、やさしい音で、Teteのやさしい歌にまさにぴったりでした。


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