久々に1日2本投稿です。映画の話題が続きます。
さて、今日7/21から公開開始の作品を含め、この夏~秋は、ホラーとその周辺に興味深い作品がたくさんラインナップされています。空犬通信強烈プッシュの作品も含まれていますので、今回はホラー限定で、いくつかご紹介します。まずはずらりとリストアップしてみます。
- 『ゴースト・ハウス』(監督:パン・ブラザーズ)
- 『ゾディアック』(監督:デビッド・フィンチャー)
- 『フロストバイト』(監督:アンダシュ・バンケ)
- 『ブラッド』(監督:セバスチャン・グティエレス)
- 『ホステル2』(監督:イーライ・ロス)
以下、チラシの図柄だけでも、苦手な人なら失神しそうなゴアな作品が含まれていますので、非ホラー者のみなさんは続きはお読みになりませんように。
『ゴースト・ハウス』は制作サム・ライミ。蜘蛛男でメジャー入りはしてもホラーマインドを忘れず、自分のプロダクションでこんなのを撮らせちゃうなんて、ほんと素敵な監督です。

主演は『パニック・ルーム』に出ていたクリスティン・スチュワート。チラシを見るかぎり、彼女、なかなかホラー向きのルックスです。本日7/21(土)から、新宿オデヲン座他で。
フィンチャーの『ゾディアック』は、ホラーではないですが、劇場型連続殺人事件を描いたものですから、まあここで紹介してもいいでしょう。6月からすでに公開されていますが、本日からシアターN渋谷のレイトショーが始まるほか、吉祥寺のバウスシアターでも7/27までレイトショーあり。

秘宝の記事でその存在を知って以来楽しみにしていた『フロストバイト』がようやく日本で公開です。スウェーデン発のホラー、それもヴァンパイアものというのがめずらしい。なんだか妙な迫力でこわいチラシにも期待させられます。

ところで、ヒロインの顔、うーん、なんだか見たことがあるような……名前は、グレーテ・ハヴネショルド……って、あれ、ロッタちゃんじゃん! 以来、バムセ(ブタのぬいぐるみ)を抱えたロッタちゃんが吸血鬼の毒牙にかからんとするシーンが脳内妄想上映され続けていて、まったく眠れません。困ったものです。ロッタちゃんがひどい目に遭ったりしないことを、心から祈っています。7/28から、シアターN渋谷で。
困ったといえば、次の『ブラッド』は、あなたがルーシー・リュー姉のファンだったりしたら、相当困ったことになりそうです。チラシもすでに赤いですが、予告編を見るかぎり、血糊の量が尋常でなく、物語のほうも、ルーシー姉が相当ひどい目に遭う中身だそうで、とりたてて彼女のファンというわけでないぼくのような者はいいですが、ルーシー派のみなさんが映画館で凍死憤死しないか、ほんと、心配です。ちなみに、これもヴァンパイアものです。8/11から、シアターN渋谷で。

昨年に続いて、今年のホラーの目玉の一つはやはりこれでしょうね。『ホステル2』。

このとんでもないポスター/チラシ、いかがですか。あまりにも陰惨だというので、作り直しになったと聞いてましたが、ぜんぜんマシになってないじゃん……。1作目をはるかに超える内容だと言いますから、いやはや、どんなものすごいことになっているのやら、ホラー者のわたくしにも想像がつきません。9/8(土)から、東京ではシアターN渋谷、新宿K's cinemaで。
こうやって紹介してみると、シアターN渋谷ってホラーばっかりやってます。ホラー者の聖地ですね。ロビーでは、ホラーキャラをあしらったTシャツなんかが売られてたりします。
ちなみに、ホラーでは、このほかに、すでに上映中の『封印殺人映画』、そして、ホラー者にとって今年最大の話題作となること必至の『グラインドハウス』を紹介しないわけにはいかんのですが、これらはまた記事をあらためて。
この夏~秋、ホラー者は忙しくなりそうです。ふう。