いやはや、すごいことになってきました。
先週木曜発売の、2007年7月5日付け『新文化』に、なんと「吉っ読」が取り上げられました。記事は、「吉祥寺の街を一つの巨大な書店に!」と題され、写真までありです。大変です。
一般の方はご存じないかもしれませんが、『新文化』は、「出版業界唯一」を名乗る業界専門紙。創刊50年を超えていますから、「老舗の」をつけてもいいでしょう。出版業界、書店業界の話題満載の中身は、この業界に身を置く以上、必ずチェックしておきたいところです。出版業界の話題はともかく、書店関係がこれだけくわしいソースはほかにはまずありませんから、空犬にとっても大変重宝な存在です。紙版は毎週、オンライン版も週に2、3回必ずチェックを欠かしません。
そんな業界紙に、「吉っ読」が取り上げられたわけです。いやはや。『新文化』のオンライン版に会長の花本氏が連載を持っているなど、「吉っ読」との縁はその前からあったとはいえ、現時点で、活動の中身は実質的に何もない、半素人集団に過ぎないこの会のキックオフが、このような記事、しかも写真入りで紹介されるというのは異例のこと、破格の扱いと言っていいでしょう。ずっと読んできているぼくも、このような書店の集まりが紹介されたケースは、まず記憶にありません。
夏の文庫フェアに、大賞に、Webサイトにと、活動の予定なども、くわしく紹介されています。こうなると、当然のことながら、簡単に「やーめた」「ダメだった」というわけにはいきませんね(もちろん、もとよりそんな気持ちはありませんが)。大変なプレッシャーです。プレッシャーですが、これは、エールであり、応援なのだとプラスに考え、「吉っ読」を一歩前に進める原動力にしてきければなあと思っています。
ところで、「吉っ読」のブログ、「吉っ読日記」ができました。最近は、「吉っ読」およびその延長の書店ネタに偏っていましたので、今後、その関係は、「吉っ読日記」に書くことにして、この空犬通信は、以前の、超趣味的な内容に戻したいと思います。「吉っ読日記」では、フェアの案内やお店の様子、本の紹介など、空犬だけでなく、「吉っ読」のメンバーが入れ替わり立ち替わりで、いろんな話題について発信していく予定です。空犬通信の読者の皆様、よろしければ「吉っ読日記」ものぞいてみてください。