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空犬通信

本・本屋好きが、買った本、読んだ本、気になる本・本屋さんを紹介するサイトです。

往来堂書店の読書会、次回は6月の開催です

東京・千駄木の往来堂書店で偶数月に開催される読書会。次回、6月の回の案内が出ました。


    空犬の読書会@往来堂書店 科学と文学の間(あわい)
    日時:2024年6月21日(金)19:00~20:30(開場18:30)
    会場:往来堂書店(東京都文京区千駄木2-47-11)
    参加費:1500円(税込)


240621 読書会バナー

三鷹ネットワーク大学主催の読書会で選書と進行役をつとめていることは、このブログでご案内している通りですが、往来堂書店の読書会のテーマは、三鷹と同じ「科学と文学の間(あわい)に」となります。


この読書会では科学と文学、両方のおもしろさを感じさせてくれるような文学作品を取り上げて一緒に読んでいきたいと思います。こういうテーマですので、SF作品が多めになりますが、SFに限定することはせずに、一般にはSFと分類されないようなものも取り上げていく予定です。


今回の課題作品は津村記久子の「地獄」。『浮遊霊ブラジル』(文春文庫)に収録されています。


《ドラマは毎日三本、小説は月に十冊。サッカーやツール・ド・フランスから人生相談まで、生前、虚実の物語をさんざん食い散らした「私」が落ちたのは「物語消費しすぎ地獄」。そこで課せられる世にも恐ろしい試練とは?》(版元の内容紹介より)。内容紹介を読んでも、何それ?、という感じしかしないかもしれませんが、この作家らしいユーモアにあふれた、おもしろい作品です。


コミックやラノベで人気のジャンルに「異世界もの」があります。この作品を「異世界もの」に分類するかどうかについては異論がありそうですが(苦笑)、かなりユニークな、ある種の「異世界」を描いたものであることは間違いありませんし、何より、大変おもしろいので、取り上げました。


まじめなのかふざけているのかよくわからない、この書き手独特のユーモアが全編に炸裂しているこの短篇の魅力と作家の持ち味は、表題作「浮遊霊ブラジル」を併せて読むと、よりはっきり伝わってくるかもしれません。


申し込みは往来堂書店イベント案内ページをご覧ください。


往来堂書店の利用者のみなさま、近隣の本好きのみなさま、よろしければ遊びにきていただけましたら。なお、往来堂書店での読書会は、今後も継続予定です。隔月開催で、偶数月の第3金曜日の予定です(お店または講師の都合で変更になる場合があります)



追記:本読書会は、三鷹ネットワーク大学開催の読書会で過去に取り上げた課題作品を取り上げています。内容が重なりますので、三鷹の読書会に参加された方はご注意ください。


本読書会では読みやすさを考慮し、課題作品に短篇・中篇を取り上げています。収録されている本に他の短篇・中篇が掲載されている場合、課題作品以外の作品は未読でもかまいません。(「浮遊霊ブラジル」は参考作品という扱いで、課題作品はあくまで「地獄」のほうです。)


課題作品は読んでから参加いただくのがいいかと思いますが、時間がなくて読めなかった、読んだけどよくわからなかった、という場合でも、気軽にご参加ください。とくに、よくわからない点があったり、疑問に思った点があったり、作品の良さがわからなかったり、といった方は、ぜひ読書会に参加して、他の方の読みや意見・感想を聞いてみるといいと思います。


その他、これまでに寄せられた質問などを別記事にまとめています。読書会ってどんなものなのかよくわからない、ハードルが高いのでは、何かちゃんとした意見を言えないとダメなのでは、などと、気になることがある方は、そんなことはまったくありませんので、ぜひそちらの記事をご覧ください。


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