fc2ブログ

空犬通信

本・本屋好きが、買った本、読んだ本、気になる本・本屋さんを紹介するサイトです。

往来堂書店の読書会、次回は4月の開催です

東京・千駄木の往来堂書店で偶数月に開催される読書会。次回、4月の回の案内が出ました。


    空犬の読書会@往来堂書店 科学と文学の間(あわい)
    日時:2024年4月19日(金)19:00~20:30(開場18:30)
    会場:往来堂書店(東京都文京区千駄木2-47-11)
    参加費:1500円(税込)


往来堂書店読書会 2404

三鷹ネットワーク大学主催の読書会で選書と進行役をつとめていることは、このブログでご案内している通りですが、往来堂書店の読書会のテーマは、三鷹と同じ「科学と文学の間(あわい)に」となります。


この読書会では科学と文学、両方のおもしろさを感じさせてくれるような文学作品を取り上げて一緒に読んでいきたいと思います。こういうテーマですので、SF作品が多めになりますが、SFに限定することはせずに、一般にはSFと分類されないようなものも取り上げていく予定です。


今回の課題作品は高山羽根子『首里の馬』(新潮文庫)。《問読者(トイヨミ)――それが未名子の仕事だ。沖縄の古びた郷土資料館で資料整理を手伝う傍ら、世界の果ての孤独な業務従事者に向けてオンラインで問題を読み上げる。未名子は、この仕事が好きだった。台風の夜に、迷い込んだ宮古馬(ナークー)。ひとりきりの宇宙ステーション、極地の深海、紛争地のシェルター……孤独な人々の記憶と、この島の記録が、クイズを通してつながってゆく》(版元の内容紹介より)


あらすじ紹介だけではどんな作品なのかイメージがしづらいかもしれません。不思議な仕事、時代を先取りしたかのようなオンラインでのやりとり。沖縄、台風、馬。気になるワードや表現が散りばめられた、読み解きがいのある、奥の深い作品です。いろいろな読み方ができそうですから、読書会のような、複数の本読みの感想・意見を交換し合える場には最適の作品ではないかと思います。


高山羽根子は創元SF短編賞佳作受賞作でデビュー。その後、SFと純文学の両方で活躍しています。そんなジャンル横断作家の代表作で、第163回芥川龍之介賞を受賞した作品の世界を一緒に味わってみましょう。


申し込みは往来堂書店イベント案内ページをご覧ください。


往来堂書店の利用者のみなさま、近隣の本好きのみなさま、よろしければ遊びにきていただけましたら。なお、往来堂書店での読書会は、今後も継続予定です。隔月開催で、偶数月の第3金曜日の予定です(お店または講師の都合で変更になる場合があります)




追記:本読書会は、三鷹ネットワーク大学開催の読書会で過去に取り上げた課題作品を取り上げています。内容が重なりますので、三鷹の読書会に参加された方はご注意ください。


本読書会では読みやすさを考慮し、課題作品に短篇・中篇を取り上げています。収録されている本に他の短篇・中篇が掲載されている場合、課題作品以外の作品は未読でもかまいません。


課題作品は読んでから参加いただくのがいいかと思いますが、時間がなくて読めなかった、読んだけどよくわからなかった、という場合でも、気軽にご参加ください。とくに、よくわからない点があったり、疑問に思った点があったり、作品の良さがわからなかったり、といった方は、ぜひ読書会に参加して、他の方の読みや意見・感想を聞いてみるといいと思います。


その他、これまでに寄せられた質問などを別記事にまとめています。読書会ってどんなものなのかよくわからない、ハードルが高いのでは、何かちゃんとした意見を言えないとダメなのでは、などと、気になることがある方は、そんなことはまったくありませんので、ぜひそちらの記事をご覧ください。


スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する