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空犬通信

本・本屋好きが、買った本、読んだ本、気になる本・本屋さんを紹介するサイトです。

往来堂書店の読書会、第2回が開催になります

東京・千駄木の往来堂書店で、昨年、当方がナビゲーターをつとめる読書会が始まりました。第2回の開催が決まりました。


    空犬の読書会@往来堂書店 科学と文学の間(あわい)に vol.2
    日時:2024年2月16日(金)19:00~20:30(開場18:30)
    会場:往来堂書店(東京都文京区千駄木2-47-11)
    参加費:1500円(税込)


往来堂書店読書会第2回バナー

三鷹ネットワーク大学が主催する読書会で選書と進行役をつとめていることは、このブログでご報告している通りですが、本読書会のテーマは、三鷹と同じ「科学と文学の間(あわい)に」となります。


この読書会では科学と文学、両方のおもしろさを感じさせてくれるような文学作品を取り上げて一緒に読んでいきたいと思います。こういうテーマですので、SF作品が多めになりますが、SFに限定することはせずに、一般にはSFと分類されないようなものも取り上げていく予定です。


第2回の課題作品は池澤夏樹「スティル・ライフ」。『スティル・ライフ』(中公文庫)に収録されています。自身も類い希な文章家として知られる須賀敦子は、本書文庫版の解説で《この分断された世界(註「まったく別々のものとして考えられるようになった」文学と科学のこと)の傷口を閉じ、地球と、地球に棲むものたちへの想いをあたため、究極の和解の可能性を暗示するかのようである》と評しています。


《科学と文学の新しい親和》(文庫版の解説より)とうたわれた本作は、まさにこの読書会のテーマにぴったりな作品。池澤夏樹初期の傑作で、芥川賞を受賞しています。文学と科学の幸せな融合がはたされたとされるその作品世界を一緒に味わってみましょう。


申し込みは往来堂書店イベント案内ページをご覧ください。


本屋さんの店内で本棚に囲まれながらの読書会というのはいいものなんですよね。営業時間とのかねあいもありますが、読書会で話題に出た本や課題作品の関連本などの買い物を、読書会の前後にその場でできる、というのも本屋さんでの読書会の魅力かと思います。往来堂書店の利用者のみなさま、近隣の本好きのみなさま、よろしければ遊びにきていただけましたら。


往来堂書店での読書会は、今後も継続予定です。隔月開催で、偶数月の第3金曜日の予定です(お店または講師の都合で変更になる場合があります)



追記:本読書会は、三鷹ネットワーク大学開催の読書会で過去に取り上げた課題作品を取り上げています。内容が重なりますので、三鷹の読書会に参加された方はご注意ください。


本読書会では読みやすさを考慮し、課題作品に短篇・中篇を取り上げています。収録されている本に他の短篇・中篇が掲載されている場合、課題作品以外の作品は未読でもかまいません。


課題作品は読んでから参加いただくのがいいかと思いますが、時間がなくて読めなかった、読んだけどよくわからなかった、という場合でも、気軽にご参加ください。とくに、よくわからない点があったり、疑問に思った点があったり、作品の良さがわからなかったり、といった方は、ぜひ読書会に参加して、他の方の読みや意見・感想を聞いてみるといいと思います。


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