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空犬通信

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三鷹の夜☆月いち読書会(第27回)……三鷹で読書会が開催されます

三鷹ネットワーク大学主催の読書会。12月開催の第27回の案内が出ました。


    三鷹の夜☆月いち読書会(第27回)――科学と文学の間(あわい)
    日時:2023年12月1日(金)19:00~20:30
    会場:三鷹ネットワーク大学
    受講料:500円


《年齢や地域や分野の壁を越えて、すべての市民の皆さまに開かれた大学》をうたう三鷹市の三鷹ネットワーク大学が主催する読書会です。詳細は継続が決まったときに書いた記事および大学のサイトをご覧ください。


今回の課題作はJ・G・バラード「時の声」。『時間都市』(創元SF文庫)『J・G・バラード短編全集1 時の声』(東京創元社)に収録されています。バラードは、人間が探求すべきは外宇宙(アウター・スペース)ではなく、内宇宙(インナー・スペース)だと主張、SFの新しい波「ニュー・ウェーブ」運動を主導した、日本でも高い人気と影響力を誇った書き手です。


そのバラードの初期の傑作で、作家自身が代表作だと評したのが「時の声」。《宇宙の彼方から送られてくる謎の信号。プールの底一面に不可解な模様を刻みつける生物学者。遺伝子異常を起こし始める生物たち。そして人類は日々長くなる眠りに陥る……》(版元の内容紹介より)。没後十数年を経ても今なお人気の衰えることのない作家の代表的短編を一緒に読んでみましょう。


バラードには、今回の課題作のほかにも多くの傑作短編があり、全5巻の短編全集が刊行されています。短編だけでなく長編にも傑作・人気作が多く、〈破滅三部作〉と呼ばれる初期の三作『沈んだ世界』『燃える世界』『結晶世界』や、『太陽の帝国』(スピルバーグ監督)、『クラッシュ』(クローネンバーグ監督)、『ハイ・ライズ』(ベン・ウィートリー監督)ら映画化された作品群など、その多くが邦訳されています。思弁的などともされる短編群には難しいイメージがあるかもしれませんが、読書会のような、複数の読みを共有できる場で読むには最適の作品と言えそうです。


申し込みの受付期間は11/7から11/30まで。くわしくは三鷹ネットワーク大学のイベント案内ページをご覧ください。

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