しばらく前のことになりますが、『定本 本屋図鑑』(夏葉社)の書評が出ました。
- 「『定本 本屋図鑑』本屋図鑑編集部編、得地直美絵」(8/7 産経新聞)
《書店の魅力を紹介しようと平成25年に刊行された『本屋図鑑』と26年の『本屋会議』をまとめ、加筆修正した。その後たたんだ店もそのまま紹介され、付された「閉店」という2文字の多さが、10年間の書店の移ろいを物語る》と書かれています。
『定本 本屋図鑑』は純粋な新刊とは言えないところがありますので、書評に取り上げてもらうのは難しいかなあ、などと思っていただけに、うれしいですね。
当方が執筆を担当した章にもふれられています。《出版不況下に置かれた書店の50年を顧みるコラムは、次の力強い一言で結ばれる。「本屋は、いまもある」。本屋さんに赴きたくなる》。