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空犬通信

本・本屋好きが、買った本、読んだ本、気になる本・本屋さんを紹介するサイトです。

本を選ぶのも読書の一部だと思う

通勤時に読む本を選んだり、夜寝る前に読む本を選んだりするのって、楽しいですよね。そう、本を選ぶというのは本好きにとって、それだけで楽しい気分にさせられるような、そんな行為なのです。



なかでも旅の道中や旅の宿で読む本を選ぶなんて、最高に楽しいことですよね。旅の最大の楽しみの1つくらいに思っています。多く持っていきすぎて、旅先で読めなかったりすることもしばしばですが、それでもいいのです。選ぶ行為自体が楽しいのだから。


そういう考え、そういう好みの持ち主なもので、それを人まかせにしてしまうようなサービスがあると聞くと、おもしろそう、というよりは、なんだかもったいなあ、と、なんだか複雑な気分になってしまうのです。


買い手以外の人が本を選ぶ選書サービス自体は昔からありますが、最近、その種のサービスが増えているのか、こんな記事を続けて目にしました。



サービスの詳細は、それぞれ、プレスリリースや記事を読んでいただければと思います。詳細は異なりますが、いずれも読者・利用者が本の選書を第三者にまかせるタイプのサービスですね。


これだけいろいろなものが次々に出てくるということは、人に選んでもらうからこそ楽しい、いつもなら選ばない本を読みたい、そういうニーズがけっこうあるということなんでしょうか。


冒頭にも書きましたが、本は読むだけでなく、選ぶのも、買うのも、読み終えた本を所有するのも、並べた本の背を眺めるのも、ぜんぶ楽しいものなのです。読書というのは「書」を「読」むと書きますが、でも、これらを全部含めたものが読書という行為なんだろうと思います。


いろいろある過程のなかでも、本を選ぶというのはとても楽しいし、とても重要なパートです。本を選ぶところからが読書なんですよね。


本選びを店や書店員にまかせるこうした選書サービスは、その店への愛着や、そこで働く書店員に対する信頼がないと成立しないでしょう。こうした選書サービスが人気だということは、利用者に、本選びという、読書という行為において非常に重要な部分をこの店この人にまかせたい、まかせてもいい、そんなふうに思えるお店なり書店員なりが存在するということですから、それは書店業界的にはいいことなんでしょう。


でもなあ、一方で、こんなふうに思ってしまうのです。本を選ぶという大変に楽しい過程を人まかせにしてしまうのはもったいないなあ、と。


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コメント

どちらかというと,

私も自分で選びたい派です.
空犬様,こんばんは.

自分ではこういうサービスは受けること無いと思います.
ただ,お店の人を信用して任せる,という基本とともに,「必要な人がいるという背景」もあるのでは.
探しに出歩けない人,いける範囲の書店が小規模という人,目が疲れるのでネットで探すのもしんどいという人,たまには第三者のオススメを読んでみようという福袋的考えの人・・・・・
いろんな需要があるんですよね. それで販売数が増えるのならWin-Winの訳で.
「映画を観る」くらいのちょっとしたレジャーみたいな立ち位置になると面白そうです.

私は選ぶのが好きなので,選んであげる立場になってみたいなあ♫
親戚のコに本を勝手に送ってるくらいなのでね.

  • 2020/12/20(日) 23:03:15 |
  • URL |
  • みこ #nLnvUwLc
  • [ 編集 ]

本を選ぶのは

みこさん>
いつもありがとうございます。
反応が遅くなりました。

> 「必要な人がいるという背景」
たしかにそうですね。セレクトの幅が広がる
のにつながる可能性も大ですしね。

> 私は選ぶのが好きなので,選んであげる立場になってみたいなあ♫
わかります。ぼくも甥っ子姪っ子が大きくなって
しまうと、本を贈る相手がいなくなってしまうなあ、
と(笑)。

オンライン書店のレビューに書く以外に、知らない人に
本を選ぶ、本をおすすめする機会があるのは
本好きには楽しいかもしれませんね。

  • 2020/12/29(火) 12:04:46 |
  • URL |
  • 空犬太郎 #-
  • [ 編集 ]

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