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空犬通信

本・本屋好きが、買った本、読んだ本、気になる本・本屋さんを紹介するサイトです。

コロコロ伝説+オバQ復活!

久しぶりに、発売前の雑誌が待ち遠しくてわくわくする、などという体験をしています。


『熱血!!コロコロ伝説 Vol.1 1977-1978』(小学館)

『コロコロ』、ああ、なつかしいなあ……。今ではマンガを手にすることはほとんどないのですが、小学生のころ漫画少年だった空犬は、『コロコロ』の創刊号をリアルタイムで買っているのです。あの分厚さ、藤子漫画満載のあの内容……当時のわくわく感は今でも思い出せるほどです。ぼろぼろになるまで読み返したものです。


このシリーズ、年代別にベスト選のようなかたちでまとめたもののようですね。ぼくは最初の数号しか知りませんが、息の長いコロコロのこと、どの世代にも必ず「なつかしい!」と思わせる作品がありそうです。まったくコロコロを通らずにきた男子なんて、少ないぐらいかもしれません。これは、各世代に必ずやいるであろう、そうした“元コロコロ少年”だったおやじたちへのプレゼント、ということなんでしょう。


発売は5/25。Vol.1と6の2巻が同時発売とのこと。このシリーズ内容や刊行順、付録など、くわしくは、こちらのサイトでチェックを。



このシリーズ、本体もうれしいのですが、個人的にうれしかったのは、Vol.1の付録、オバQの復活です。



数ある藤子作品のなかでも、代表作の1つだと思われるオバQこと『オバケのQ太郎』、単行本も、愛蔵版も文庫も出ておらず、実質“封印”状態にあることは、ご存じの方も多いでしょう。そのため、単行本にはけっこうな古書価がついていて、ふつうに読もうと思っても簡単には読めない状態にあるのです。


実はこのオバQ、ぼくの大好きな作品なんです。漫画体験の原点といってもいいような作品。あるとき、急に読み返したくなって、店頭から消えている事実を知ったときのショックと言ったら……。あわてて古本でかき集めたので、今では、てんとう虫コミックス旧6巻、新4巻は手元にそろえてありますから、自分で読む分はいいのですが、やはりこの愛すべき作品が読めない状態にあるというのは、ファンとしてはなんだかさびしいもの。そのオバQが、付録のかたちで、とはいえ、今回特別に復活するというのですから、これは喜ばずにはいられません。


今回の付録は、コミックス(写真からすると、『新オバケのQ太郎』第1巻でしょうか)を文庫サイズで復刻したものだそうです。文庫サイズ、というところがにくいなあ。元版を持っていても、欲しくなるからなあ。


オバQがなにゆえ今読めない状況にあるのかについては、この稿ではふれませんが、『封印作品の謎2』(安藤健二、太田出版)にくわしいので、興味のある方はこちらをどうぞ。



コロコロ者のみなさんは、5/25、全速力で書店にかけつけてください。


◆今日のBGM◆

  • モダンチョキチョキズ『新・オバケのQ太郎』


オバQと言えばこの『新……』の主題歌がノリノリでいいんですよねえ。イントロからしてもうノリノリ、歌がこれまた最高で、

「あのね、きゅーたろうはねえ(おばけのきゅーたろうはね)」

「あたまに毛が3本しかないんだよ(ないんだよ)」

と、コーラスの合いの手が実にいい感じ。オリジナルがいちばんいいに決まっているのですが、このモダンチョキチョキズのバージョンもなかなかです。なにより、この曲の格好よさに注目し、カバーして、それをシングルにしちゃうそのセンスがいいではないですか。


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コメント

オバQ復活めでたい限りです。

次は『キャンディ・キャンディ』復活を望みたい。
あれは娘に読ませなければならない、と思っています。
ただボクはキャンディでなくアニーのファンです。
イライザも嫌いじゃないです。

  • 2007/05/10(木) 00:41:07 |
  • URL |
  • YONE #-
  • [ 編集 ]

キャンディキャンディ

ははは、キャンディキャンディ、ですか。我々の世代は、クラスの女子、全員読んでたなあ……。
そうそう、これも封印作品なんだよなあ。
(本文に挙げた封印作品本にくわしいので、興味のある向きは是非。ちなみに、封印作品本の1が宝島文庫になりましたね。)

>ただボクはキャンディでなくアニーのファンです。
イライザも嫌いじゃないです。
うっ、またこういうのに反応してしまうと、このふたり、地球のこっち側と裏側でなんやねん、って思われかねない……うっ、もう思われてるかも!



  • 2007/05/14(月) 22:29:30 |
  • URL |
  • 空犬 #-
  • [ 編集 ]

まあ上に姉がいるので、影響はデカいですわね。
iPodにはエンディングテーマ、「あしたがすき」まで入ってます。

思うに、60年代、70年代ってマンガだろうが映画だろうがTVだろうが、作ってる側、出版する側、配給する側、出資する側、放映する側等々のオトナたちが好き放題やってた時代やと思うんですよ。そういうエネルギーに完全に影響されまくってるわけですよ、我々は。
こういうエネルギーを後世にも伝えたいなあ、と。

そういう意味でも『コロコロ』ってスゴい雑誌やと思います。

『ゲームセンターあらし』を読んで一体何十万人の小学生がインベーダーで指ヤケドしたことか・・・想像するだに恐ろしいです。

かくいう私は、今から約20年前、生まれて初めて新宿を訪れた私は新宿のビル群を見て、「これが『ザ・ゴリラ』がスケボーで壁面滑り降りながらマグナム44乱射してたビルか・・・」と感慨深く思ったものです。

  • 2007/05/15(火) 01:22:47 |
  • URL |
  • YONE #-
  • [ 編集 ]

コロコロ

>こういうエネルギーを後世にも伝えたい
>そういう意味でも『コロコロ』ってスゴい雑誌
全面同感、であります。

一応、本作りの立場にいるものとしては、そういうエネルギーを伝えていく役目を果たしたいところではあるのだけれど、悲しいかな、畑違い……。まあ、ジャンルが違ってもできることはあるだろう、ってんで、がんばります。

>一体何十万人の小学生がインベーダーで指ヤケドしたことか
このこと自体、ぴんとこない人がすでにたくさんいるであろうことを想像するのもまたおそろしい。テレビゲーム文化って、30年ほどだっていうのになあ。

>『ザ・ゴリラ』がスケボーで壁面滑り降りながらマグナム44乱射してたビルか・・・」
この感慨の中身を正確に理解して、きちんと笑ったのはおそらく主催者のわたくしだけではないかと想像されます。それにしても、新宿でなんて感慨にふけってんだか(笑)。まあ、こちらも似たようなものです。場所の話で、特撮で使われたこと、SF映画で使われたこと、なんかを引き合いに出して、引かれたり無視されたりしてますから。嗚呼。

  • 2007/05/15(火) 23:39:31 |
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  • 空犬 #-
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