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空犬通信

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沖縄の星空を空想旅行……『おきなわの星』

沖縄といえば、行くなというのに、先方も来るなというのに、連休中に行っちゃって批判を浴びたりしている人もいるようですが、沖縄を愛する人ならばここはぐっとがまん。こんなときこと、我々本好きは紙上で空想旅行を楽しめばいいのですよ。



このような事態になっていなければ、来月には沖縄を訪問できるはずでした。当然のことながらその予定は中止になってしまったわけですが、ほんとならもうすぐ沖縄だったのになあ、などと残念に思っていたところに、沖縄からうれしい本が届きました。



書影 おきなわの星

版元の内容紹介によれば、こんな本です。《沖縄で見られるたくさんの星々を観察しよう。春夏秋冬の夜空をイラストでわかりやすく解説。ニーヌファブシ(北極星)・ウマヌチラー(おうし座)などの沖縄独自の呼び名から、うたや民話によって伝えられてきた星と夜空のものがたりまで。おきなわの星空、その広がりと深さを知ることができる一冊です》。まさに、机上旅行にぴったりな本ではないですか。


出版元は、ブックパーリー、ブックンロールがらみでこれまでに何度もふれてきた、当ブログではおなじみの沖縄の出版社、ボーダーインク。同社が出している、ビジュアルで沖縄の文化を紹介する絵本仕立てのシリーズの1冊です。


32ページの絵本で、総ルビですから、子どもが一人でも楽しめるやさしいつくりになっていますが、内容的にはおとなにも充分楽しめるものになっていますよ。


星や星座は、地域によって見え方こそ異なりますが、本来的には世界共通のもの。星座を扱った本はたくさんありますが、この本がユニークなのは、星や星座が沖縄ではどんなふうに呼ばれているか、とか、星や星座にまつわる物語や伝承に沖縄ならではのものはどんなものがあるか、などといった、沖縄発の本ならではの情報がたくさん含まれていること。エリアを問わない一般的な星座本とはまた違った魅力にあふれているのですよ。


沖縄好きが、現地の夜空を思い浮かべる際の最高のお伴本の1つになるでしょう。いつか、この本で得た知識を、現地で夜空を眺める際に役立てたいものだなあ。


天文本好き、沖縄好きにおすすめの1冊です。



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