FC2ブログ

空犬通信

本・本屋好きが、買った本、読んだ本、気になる本・本屋さんを紹介するサイトです。

こんなときこそ本を

外出自粛や在宅勤務が要請・奨励される状況下での連休。時間を持て余し気味の方も多いことでしょう。本好きならば、こんなときこそ本を読まなくては。ということで、読書三昧の毎日を送っております。



「こんなときだから」「こんなときこそ」というのは、みなさんが考えることのようで、ツイッターでは《いま、出版社の50以上の公式Twitterアカウントが参加しているハッシュタグ「#こんな時だからおすすめしたい本」が話題になってい》るようです。くわしくはこちらの記事を。「テレビで話題、読みたい本が絶対見つかる300冊超のリスト!「#こんな時だからおすすめしたい本」企画進行中 」(5/3 ほんのひきだし)


連休用にと買い足した本がないわけではないですが、どちらかというと読みたい本にはまったく困っていないタイプですので、我が家にある大量のストックから、あれやこれやを引っ張り出してきては、読書を楽しんでいるというわけです。


こんなに本を読んでいるのに、こんなに本が読めているのに、なんだか物足りない感じがずっとしている……それは、本を読んではいるけれど、本を探したり買ったりができていないからなのかもしれません。本好きのなかでも、とくに本屋好きの本好きにとって、「読書」は、「探書」「購書」とわかちがたく結びついていますからね。「本」は足りても、「本屋」が足りていないのです。ああ、本屋さんに行きたいなあ。本屋さんにいって、思う存分、本を選んで、本を買いたいなあ。


先日の記事に、《本屋さんに足を運べなくなって、あらためて、書店の棚や平台が、いかにすぐれた展示装置であるかを実感してい》ると書きましたが、本屋さん(で買い物をすること)の魅力は棚や平台だけではないんですよね。


書棚の脇やレジのカウンター上に置かれたフリーペーパー、平台や新刊コーナーでにぎやかに展開されているPOP、天井から下がっていたり、壁面に貼られていたりするポスター、顔なじみの店員さんとのちょっとしたおしゃべり、などなど。本屋さんの店頭では、棚や平台に並ぶ本そのもの「以外」からもいろいろな情報が得られるのがいいんですよね。こういう空間あってこその体験は、オンラインではなかなか置き換えが効かないもの。ああ、本屋さんに行きたいなあ……。


同じ本にアクセスするという行為をとっても、バベルの図書館に閉じこもっていられれば幸せという読者もいるでしょうし、書を求めに街へ店へ出なければ満たされない読者もいるでしょう。おそらく同じようなことを感じている本読みはたくさんいるかと思いますが、自分が決定的に後者であることを、今回の外出自粛で強烈に実感させられています。


でも。リアルにはどこにも出かけられないかもしれないけれど、本があれば、そのなかでは、中世の欧州にだって、太陽系外にだって、いつにだって、どこにだって出かけることが可能ですからね。


というわけで、連日、読書という行為を通じて、現実逃避をする毎日で、読書の量自体が増えていることに加え、Netflixやアップリンク・クラウドなどの動画サービスを利用する機会も増えましたので、目はいつも以上に酷使しているはず。たまには読書と動画続きで疲れた目を休めようかと、紙本読書の合間にオーディオブックを利用したりもしています。


オーディオブックについては、以前の記事に、意外にいいかも、という主旨のことを書きましたが、以来、たまに利用しています(プラモデルをつくったりなど、手は忙しいけど、耳と頭は空いている、というときにぴったりなんですよね)


音声で「読む」のもいいのですが、先の記事にも書きました通り、紙の本での読書に比べて、不便な点もあります。まず、残りの量がわかりにくいこと。画面には出ますが、聞いているだけだと、残りがどれくらい、というのがわからない。


あと、残り分量がわかりにくいこととも関連しますが、途中での区切りがつけにくい、というのもあります。紙の本だと、あと少しだから読んじゃおうとか、半分まで来たから残りは明日にしよう、とか、そういう目安をつけやすいんですが、音だけだと、それがうまくいかなない。


あと、これも以前の記事にも書いたことで、不便な点というわけではないのですが、ナレーターが、落ち着いた声の、朗読のうまい方だと、心地よすぎて眠くなってしまう、というのもあります(苦笑)。スリープタイマーをセットしておかないと、寝落ちしちゃった場合、どこまで聞いたのかわからなくなって、後で戻るのが大変です。


電子書籍やオーディオブックを併用すると、紙の本を手に持って読むことの最大のメリットが、位置と分量を体感できること、そして、それがある長さを持ったコンテンツの内容を継続的に追っていくうえで非常に重要であること、がとてもよくわかりますね。



スポンサーサイト



コメント

久しぶりに書店に.

立ち寄りました.
取り置き頼んであった,新刊の
「バーナード嬢,曰く」5巻を買いに.
(朝一に入店し,並ぶ本を触らないように
ぐるりと一回りだけして帰りました.)

バーナード嬢,読まれてますか?
二年ぶりの新刊,とても楽しめました☆

  • 2020/05/07(木) 14:05:08 |
  • URL |
  • みこ #nLnvUwLc
  • [ 編集 ]

ツイートで

「若おかみ」情報ありがとうございます!!
録画予約しました.
かなり前に原作は読んでたので,楽しみ♪

先日は大好きな「12人の優しい日本人」を
youtubeで(オリジナルキャストで)リモート朗読劇で
観られて,至福の時を過ごしました.

「トム」私も先週読みました,久しぶりに.
今は同文庫の「モンテクリスト伯」に
着手するところです.
3分冊だから,今のうちに(*^o^*)

  • 2020/05/09(土) 20:25:07 |
  • URL |
  • みこ #nLnvUwLc
  • [ 編集 ]

バ嬢

みこさん>
いつもありがとうございます。

こちらも、ごく最近、やむを得ない外出の
機会に、ちょっとだけ本屋さんに立ち寄った
んですが、目当ての雑誌だけ手にして、
即、離脱です。

『バーナード嬢』、はい、読んでますよ。
最新巻は、いつものお店に注文だけ
して、取りに行けていないんですよ。
そのうち入手できればいいやという
ことで、既刊を読みながら気長に
待つことにしています。

  • 2020/05/10(日) 00:12:13 |
  • URL |
  • 空犬太郎 #-
  • [ 編集 ]

Re: ツイートで

みこさん>
いつもありがとうございます。

『若おかみ』、劇場版、今回が初めてでしたら
ぜひ楽しみにしていてください。

> リモート朗読劇
いまの事態はいろいろ窮屈ですが、
新しい楽しみ方が出てきているのは
うれしいことですよね。

岩波少年文庫他、昔親しんだ児童書は
こういうときの読書にはいいかもしれ
ませんよね。

  • 2020/05/10(日) 00:14:20 |
  • URL |
  • 空犬太郎 #-
  • [ 編集 ]

Re: バ嬢→ド嬢

みこさん>
> 『バーナード嬢』5巻、無事に入手、
今回も楽しく読みました。
バ嬢としてしまいましたが、ド嬢でしたね(笑)。

  • 2020/05/12(火) 19:54:49 |
  • URL |
  • 空犬太郎 #-
  • [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する