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空犬通信

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ラッシュのドラマー、ニール・パートのこと

ラッシュ(Rush)のドラマー、ニール・パートが亡くなったと、高校時代のバンド仲間から知らされました。「ニール・パートさん死去 67歳 「ラッシュ」ドラマー:朝日新聞デジタル」(1/11 朝日新聞)「ラッシュのニール・パート、死去」(1/11 BARKS)「故ニール・パートが辿った軌跡」(1/11 Rolling Stone Japan)



享年67歳……まだ60代じゃないですか……。闘病中であることはWebのニュース他で知っていましたが、やはり大変ショックです……。合掌。


ラッシュが高校生のころ大好きだったバンドの1つであるということは以前に記事に書いたことがありました。コピーバンドみたいなのをやっていたこともあるほど。ラッシュに影響を受けて、トリオバンドなのに、キーボードを導入したり、ごく一時期ですが、ゲディ・リーがライヴで使用していた足で操作するペダルベースシンセを使っていたこともあります(さすがに、そこまでする高校生はちょっとおかしい感じですけどね、今にして思えば……)


コピーバンドのようなものをとさらりと書きましたが、ラッシュの音楽は、素人高校生の手におえるようなものではなく、とくに難関なのがニール・パートのドラム。とにかく、凄腕すぎて、もう、なんというか(苦笑)。360度ぐるりのドラムセットとそれを存分に駆使したプレイ、とくにドラムソロは語りぐさですよね。


唯一の来日公演、1984年の大阪府立体育館でのライヴを観ているんですが、いや、もう、ほんとに圧巻でした。これまでの人生で観たライヴのなかでベストの1つです。ライヴのハイライトの1つ、ドラムソロも生で観ているんです。技術だけでなく、構成の妙もあり、長いドラムソロを飽きさせずに聴かせ魅せる数少ないドラマーだったのではないかと個人的には思っています。


ニール・パートはドラマーとして超一流だったというだけでなく、作詞家としても独自の世界を持った人でした。文学的だとか高尚だとかともされるニールの歌詞ですが、本好き、しかもSF読み(SFに影響を受けた世界観の歌詞が複数あります)の好みにはぴったり。日本盤LPの歌詞カードを隅から隅まで眺めながら聴いたものです。


学生のころに入れ込んだ音楽を生み出したヒーローの存在は、出会いから何年たってもやはり大きいままなんですね。ショックは大きいし、さびしいことではあるのですが、我々ファンにはたくさんのすばらしい作品が残されましたから、これからもニール・パートが残してくれたすばらしい音楽を長く楽しんでいこうと思います。



ラッシュの作品で、好きなのは、アルバムで言うと、1976年の4枚目『2112年』から、1981年の『ムーヴィング・ピクチャーズ』までの5枚。そして、この時期のライヴパフォーマンスの記録『ラッシュ・ライヴ 神話大全』。『神話大全』には、ドラムソロを含む「YYZ」が収録されています。


ジャケ写 Rush アルバムジャケ写 神話大全

スタジオアルバムでは、続く『シグナルズ』『グレース・アンダー・プレッシャー』も悪くないし、とくに、1984年発売の後者は新作として発売されたときにリアルタイムで聴いた初めての1枚なので、思い入れもあるのですが、やっぱり先の5枚の、プログレっぽい時期がいちばん好きなんだよなあ。


ライヴを含む6枚を続けて聴き直して、あらためて思いました。ニール・パートのドラム、ほんと、すばらしいなあ。『神々の戦い』収録のインスト「La Villa Strangiato」のような、複雑な構成のいかにもな難関曲における超絶技巧は言うまでもないのですが、「レッド・バーチェッタ」とか「ライムライト」のような(ラッシュにしては、という意味ですが)ポップな曲におけるドラムプレイが、これまたすばらしいんですよね。


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