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空犬通信

本・本屋好きが、買った本、読んだ本、気になる本・本屋さんを紹介するサイトです。

夏葉社の10年展

吉祥寺の「一日」で開催されていた「夏葉社の10年展」に行ってきました。本日(9/8)までなので、このタイミングで記事にするのもどうかと思うのですが、観に行けなかったという同社のファンの方もいるでしょうから、簡単にふれておきたいと思います。



1909 夏葉社の10年 看板1909 夏葉社の10年 入り口

主催の百年のサイトから案内を引きます。《2009年9月1日に吉祥寺で創業した、ひとり出版社夏葉社。今年の9月で10周年を迎えます。これまでに制作したものや、作家たちに描いていただいた絵などを展示して、10年を振り返ります。記念のフリーペーパーも配布予定。社主も毎日会場に立っていますので、ぜひ遊びにきてください》。


余談ですが、夏葉社の島田さんが創業時に事務所をかまえていたのは、今回の会場である「一日」の、すぐそばのマンションの一室。初めて島田さんを訪ねたのも、『本屋会議』の打合せや作業に通ったのも、その事務所で、なつかしく思い出したりしました。


さて、10年展の会場には、全点ではないようでしたが、これまで夏葉社が刊行してきた本がずらりと並んでいました。『レンブラントの帽子』の装丁原画や『本屋図鑑』の原画が展示され、島田さんがこれまでにつくってきたチラシなどもファイリングしてあって、自由に見られるようになっていました。本のほかに、Tシャツやトートバッグも販売されていました。


ぼくは最後の週末に会場を訪ね、1時間ほども長居していたんですが、過去の刊行物はほぼ全部購入、出版物の一部に関係もしているような者(本屋図鑑編集部の一員ですからね)がそんな長時間、いったい何をしていたのかというと、島田さんのお子さんたちと遊んでいたのでした(笑)。たいへん楽しかったなあ(子どもの相手、大好き&大得意なんですよね)。ぼくが子どもたちと楽しく遊んでいる間、島田さんは会場を訪ねてくださったお客さんたちとゆっくり話せていたようだから、まあ、ぼくのいる意味はそれなりにあったのかも。


1909 夏葉社の10年 目録

↑会場で無料配布されていた同社の目録「10年34冊」。文庫判40ページでオールカラーと立派なつくりです。同社の出版物が全点、刊行順に並び、島田さんのコメントが添えられています。


1909 夏葉社の10年 フリペ11909 夏葉社の10年 フリペ2

↑こちらも会場で配布されていた10周年関連フリーペーパー2種。「一人出版社、夏葉社の十年」(本の未来研究会リポートNo.007)。B5判で8ページに及ぶロングインタビューで、聞き手は仲俣暁生さん。


「『漱石全集を買った日』と善行堂と夏葉社の10年」は2019年8月18日に恵文社一乗寺店で開催されたトークイベントの来場者特典として配布されたもので、山本善行さん、清水裕也さん、島田さん、恵文社の鎌田裕樹さんが稿を寄せています。


というわけで。「夏葉社の10年展」、同社の本の愛読者のみなさんはぜひ、としたいところなんですが、終わってしまったので、今回行けなかった方は、今後も引き続き応援していただき、15周年、20周年のときのイベントに駆けつけていただければと思います。


夏葉社のラインナップを見ていて、自分がこの出版社の刊行物に関わることができて、ほんとによかったなあと、あらためてそんなふうに思いました。単著ではないので、書誌情報的には名前は出てこないのですが、『本屋図鑑』『本屋会議』の2冊は、「本屋」さんのことをずっと追っかけてきた自分にとって、とても大事な、そして特別な本になりました。


あらためて、島田さん、夏葉社10周年、おめでとうございます。これからも夏葉社らしい、すばらしい本を期待しています。



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