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空犬通信

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ジョアン・ジルベルトが亡くなりました

「レジェンド」ということばの安売りはしたくないのだけれど、この人は、そう呼ぶにふさわしい人だったのではないかと思います。


ジョアン・ジルベルトが亡くなりました。88歳。すでに複数の記事が出ていますが、たとえば、こちら。「ジョアン・ジルベルト氏死去=ブラジルのボサノバ歌手、ギター奏者」(7/7 時事ドットコム)。こちらの記事は、伝説の、としていいでしょう、日本公演の様子などにもふれています。「ボサノバの神様」ジョアン・ジルベルト氏死去 88歳」(7/7 朝日新聞)。


彼の音楽を知る人、ボサノバほかのブラジルの音楽を好きな人には、説明不要の存在かと、記事の一部を引きます。


《1950年代後半ごろに作曲家アントニオ・カルロス・ジョビン、作詞家ビニシウス・ジ・モラエスと共にボサノバ音楽を創始し、「ボサノバの父」の一人に数えられた》。


《代表曲は哀愁を帯びた「想いあふれて」「イパネマの娘」など。64年発表のアルバム「ゲッツ/ジルベルト」で米グラミー賞最優秀アルバム賞を受賞した》。


ぼくは、ボサノヴァ「も」好き程度のライトなリスナーでしかありませんが、ジョアン・ジルベルトはちょっと特別な存在で、一時期、熱心に聴いた時期がありました。いまでも出ているのかな、曲集を買って、聞こえてくる音からは想像もつかないような複雑なコードワークをまねして弾いたりしたこともありました。


我が家のレコード棚・CD棚を見たら、自分でも驚くくらい、たくさんのアルバムが出てきました。


ジャケ ジョアン・ジルベルト CD

ほかにも、ジョアン・ジルベルト作品はたくさんありますが、1枚だけあげるなら、なんといってもこれでしょう。


  • 『ジョアン・ジルベルトの伝説』

ジャケ ジョアン・ジルベルト 伝説

1950年代から60年代、ジョアン若かりし頃の演奏を集めたもので、全38曲収録。1曲目が「想いあふれて」、次が「デサフィナード」「ワン・ノート・サンバ」と、代表曲有名曲が続く冒頭で、多くのリスナーはノックアウトされるはず。次がユーモラスな「アヒル」という構成も効いています。以降、似たようなと言われればそうとしかいいようのない曲調・アレンジの曲、穏やかな歌が続くのに、飽きさせません。


このアルバムは、(他のジャンルだと、たとえば、ロバート・ジョンソンの全曲集とかと並んで)、ジャンルとかそういうのを超えた、全地球レベルの宝だと、大げさではなく本気でそう思ったりします。


日本のファンには、これも忘れがたい1枚ですね。


  • 『ジョアン・ジルベルト・イン・トーキョー』

ジャケ ジョアン・ジルベルト ライヴ

2003年、初来日時の演奏を収めたライヴ盤。


ジャケ ジョアン・ジルベルト アナログ

↑こちらは数年前に、CD付き廉価で再発されたアナログ3枚。


ジョアンの関連で、こちらもあげておこう。


  • 『ジ・エッセンシャル・アストラッド・ジルベルト』

ジャケ ジョアン・ジルベルト アストラッド

ジョアンと結婚、共演も多いアストラッドのベスト。写真はアナログ盤で、ジャケがしゃれていて目を引きます。ジョアンの歌声が聴ける曲もあります。



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