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空犬通信

本・本屋好きが、買った本、読んだ本、気になる本・本屋さんを紹介するサイトです。

HMV、波屋書房……大阪書店巡り 【更新】

先日、仕事の用事で大阪にいってきました。短時間、心斎橋・なんばエリアを「通過」する時間があったので、大急ぎで何店かの本屋さんに顔を出してきました。



心斎橋OPAの8階にHMV&BOOKS SHINSAIBASHIがオープンしたのは、2018年4月のこと。ワンフロアを占める320坪のお店です。


1906 大阪 HMV11906 大阪 HMV21906 大阪 HMV3

《書籍を中心に、音楽・映像ソフト、雑貨、チケットなど幅広い商材 約15万点を取り揃え》る複合型店舗で、《化粧品や美容雑貨をはじめとした女性向けの商材・展開を強化》とあります。


ざっとしか見る時間がなかったので、印象程度になりますが、書籍のコーナー、在庫点数的にはそれほど多くはないものの、海外文学にもきちんと棚が割かれているようでした。メディア化された単行本とDVDを同じ棚のなかで併置するといった、HMVのほかの店舗でも見られる同店らしいディスプレイも。


「hmv museum」という名称のイベントスペースがあり、そちらでは各種のイベントが開催されているようでした。


なんばには複数の新刊書店がありますが、心斎橋は、アセンス閉店以降、新刊を気軽に入手できるお店がなく、いちばん近いところで戎橋のツタヤという感じ。このHMV&BOOKS SHINSAIBASHIが、心斎橋界隈の利用者の新刊ニーズを満たす存在になるといいのですが……。


心斎橋といえば、スタンダードブックス心斎橋が今年4月に閉店になっています。


1906 大阪 スタンダード

↑スタンダードブックス心斎橋跡地は、建物の解体工事中でした。


1906 大阪 KINGKONG

↑スタンダードブックスの近くにあった、大阪を代表する中古レコード店の1つ、KING KONG アメリカ村本店のあった場所に別の店が入っていたので、すわ閉店?!と思ったら、ビッグボックスのB1に2017年に移転していたんですね。ぼくが見落としていただけでした。「アメリカ村の名物レコード店「KING KONG」復活! 」(2017/9/16 BIGSTEP)


1906 大阪 まんだらけ

↑移転前のKING KONGと同じ通り、少し先にあるまんだらけグランドカオス。これまでも何度もこの駄ブログに書いてきましたが、ぼくはまんだらけが大好きで旅先にあると必ず寄っては散財しています。本好きのなかにも、まんだらけは自分には関係のないオタショップだろうということでスルーしている人も少なくないようですが、古書の品ぞろえもなかなかのものなので、古本好きはぜひ先入観抜きでまんだらけの古本売り場をチェックしてみていただければと思います。


1906 大阪 波屋

波屋書房。こちらは久しぶりの訪問です。以前は、ジュンク堂書店千日前店とセットで立ち寄ったものですが、ジュンクは2016年に閉店。


波屋書房、人通りの多いアーケード商店街の路面店という、街の本屋さんとしてはこれ以上ない好立地。食関連の本が充実しているお店として本好きの間では知られていて、店内の、入り口側から見て左側にはずらりと食・料理関連が並んでいます。一般文庫のなかから選び抜かれた食関連テーマの文庫から、このサイズの本屋さんにはふつう並んでいないだろうと思われるような専門書までが、丁寧にジャンル分けされ、並べられています。


店内中央の棚がお店を左右に分け、棚の端にレジ、それもお風呂屋さんの番台のようなイメージのレジがあるという、お店のつくりも目を引きます。店の奥は文庫コーナーになっています。


店内の右側は、一般の本ですが、こちらも、丁寧にジャンル分けされていて、各ジャンルには単行本と文庫が並んでいます。文庫のレーベルでまとめるだけでなく、各ジャンルに振り分けているわけですね。


1906 大阪 書皮 波屋11906 大阪 書皮 波屋2

↑同店名物のブックカバー。広げた状態もお見せします。


かつては、商店街には、これくらいのサイズの本屋さんが必ず1軒、2軒あったものですが、今ではすっかり見かけなくなってしまいました。そんななか、千日前のこの場所で、波屋書房のような昔ながらの本屋さんががんばっているのを目にすると、それだけでなんというか、ほっとするというか、安心するというか、そんな気分にさせられます。


このほか、ミナミエリアの書店では、2019年4月、本町にtoi booksがオープンしています。徒歩で足をのばすにはやや距離があったため、今回は断念しましたが、次に機会があったら、ぜひ寄ってみたいお店です。関連記事はこちら。「大阪・本町に書店「toi books」 店主は心斎橋「アセンス」元店員」(5/13 船場経済新聞)。


ミナミからキタに移動します。


190614 本おや イベント1190614 本おや イベント2

↑堂島の「本は人生のおやつです!!」先日の記事で報告しました通り、同店の読書会に参加してきました。1冊の本を論じ合うタイプではなく、テーマを決めて、好きな本を持ち寄るタイプの読書会。楽しく盛り上がりましたよ。本棚に囲まれた場所に、本好きが集まって本の話をする……いつもこうならいいのになあ、いつもこんなふうに過ごせたらいいのになあ。そんなふうに思わずにいられないほど、楽しく充実した時間となりました。


そうそう、同店は、定休日が変更になるそうです。7月から、水木休。同店ご利用の方はお間違えのありませんよう。


1906 大阪 阪神古書の市1906 大阪 阪神古書の市2

↑その本おやさんをはじめ、関西のそうそうたる本屋さんが大集合する、夏の関西古本界の風物詩、「阪神夏の古書ノ市」。今年は、8/14〜20の開催とのこと。毎年、8月には大阪に仕事の用事で出かけているんですが、いつも1週ずれていたりで、タイミングが合わず、訪ねたことがありません。行きたいなあ。レコードの扱いが大きいのも、アナログ好きとしては気になるところです。


1906 大阪 古書街

駅前第3ビル地下2階にある「古書の店」。永井古書店、汎書店、古本屋もっきりやの3店が並んでいます。特撮や音楽関係など、昔の雑誌や古いまんががずらりと並ぶもっきりやは、大阪に来たら必ず寄るお店の1つ。


大阪駅前ビルは、中古レコード屋さんや古本屋さん(当時は路面店も含め、たくさん古本屋さんがあったのでした)目当てで高校生のころから出入りしていましたから、ぼくにとっては思い入れの深い場所。昭和感を濃厚に残す地下街は、今も大好きな場所の1つです。


駅前第4ビルに、当日よく通っていたレコード屋さんがありました。BIG PINK。梅田と難波にお店があり、どちらにもよく通ったものです。駅前第4ビルの地下1階にあった梅田店、正確な時期はわからないのですが閉店したとかで、看板だけが残っている状態になっていました。昨年6/16付のツイートで《ビッグピンクの跡地に行ってみた。そしたら、看板が残っていた。閉店したのが何年なのかわからないけど、高校生の頃に通っていた(つまり30数年前…)の店の看板が残っているとは…》書いています。(本稿執筆時点の駅前ビルのフロア案内には「中古レコードビッグピンク」の表示が残っているので、ひょっとして最近まで営業していたんでしょうか。)


1806 bigpink

ところが、先日、前を通りかかったら、店頭にCDやレコードが並んでいるのが見えました。


1906 大阪 BIGPINK跡地11906 大阪 BIGPINK跡地21906 大阪 BIGPINK跡地3

サイトのフロア案内は更新されていないようですが、現地のフロア案内によれば「中古ソフトV&D」というお店のようです。店内はCD、アナログシングル盤、DVDソフトなどでぎっしり。写真で少し雰囲気がわかるかもしれませんが、ドーナツ盤は横向きに棚に詰められていて、1枚1枚見ていくのがやや大変そうな感じ。この日は時間もなく、荷物もあったので、棚を眺めるだけにしました。かつて熱心に通ったお店が閉店、その跡地に同じような業種の店ができるのは喜ぶべきことなんだろうと思いますが、なんとなく複雑な気分にさせられました。



追記(7/2):コメント欄にて、喜久屋書店 心斎橋店もあるよとの情報をいただきました。心斎橋は、昔から、おもになんば寄りのエリアを利用していたもので、本町側のエリアはチェックから漏れていました。


東急ハンズ心斎橋店 地下1階にあるお店で、200坪と、けっこう広めの売り場のようです。次にミナミに行く機会があったら、忘れずに訪ねてみようと思います。


ちなみに、店名ですが、「喜久屋書店 心斎橋店」という表記と、「喜久屋書店東急ハンズ心斎橋店」が混在しているようですが、どちら正式名称なんでしょうか。喜久屋書店の店舗検索ページは前者、ツイッター(@k_shinsaibshi)は後者ですね。



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コメント

大阪心斎橋付近ですと、喜久屋書店心斎橋店が面白いですよ。
POPは一見の価値アリです。
東急ハンズ地下にあります。

  • 2019/07/02(火) 10:50:26 |
  • URL |
  • 某書店営業 #-
  • [ 編集 ]

喜久屋書店心斎橋店

某書店営業 さん>
訪問&コメント、ありがとうございます。

心斎橋は、主になんば寄りのエリアを中心に歩いたりお店を利用
したりが多かったので、本町側のエリアはチェックから
漏れていました。ご教示、ありがとうございます。

本文にも追記し、次に心斎橋に行く機会が
あったら、ぜひ訪ねてみようと思います。

  • 2019/07/02(火) 21:43:20 |
  • URL |
  • 空犬太郎 #-
  • [ 編集 ]

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