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空犬通信

本・本屋好きが、買った本、読んだ本、気になる本・本屋さんを紹介するサイトです。

温泉と野鳥と特撮と

渋川・伊香保の旅。この駄ブログに、本・書店関係以外の、一般的な旅行情報、旅行レポートを期待している読者は皆無かと思われますので、本・書店関係以外にはくわしくふれることはしませんが、簡単に少しだけ。



先日の記事をご覧になって、温泉旅館になどまったく興味のなさそうなソロおやじがなぜ伊香保に?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。伊香保に行ってきたのは、探鳥散歩が目的だったのです。


連休にふらりと行けそうな関東近郊の探鳥地がないかなあ、と、探鳥ガイド本とWebでいろいろ調べていたら、伊香保森林公園の名前が出てきたのでした。


伊香保と言えば温泉だよなあ、野鳥が見られるような場所なんて、あるのかなあ、と思って、現地での野鳥観察記録をWebにアップされている方のサイトを見ると、おお、かなり広大な公園で、けっこうな数の野鳥が見られるではないですか。


探鳥目的の一泊二日の旅だったんですが、結論からいうと、探鳥のほうはさっぱりでした。一日目はほぼ終日雨。宿にチェックインするまでの半日を使ってたっぷり探鳥散歩するつもりだったのがいきなり中止に(泣)。それで、先日の記事に書いた渋川駅周辺の書店巡りをしてきた、というわけなんです。


2日目も雨予報だったんですが、午前中、わずかに晴れましたので、本来の目的地であった伊香保森林公園へ。少しだけ探鳥散歩を楽しんでくることができました。


1905 伊香保 森林公園1905 伊香保 森林公園2

ただ、晴れたといっても曇り空で、時折雨がぱらつくような、いつ雨が降り出してもおかしくない状況でしたから、山中にある公園の奥のほうに行ってから降られる羽目になるのがこわくて、結局、広大な公園の入り口周辺しか歩けませんでした。ほんと、書店巡りといい、探鳥散歩といい、大変に中途半端なものになってしまった感があり、とても残念です。


ただ、成果はゼロというわけではなく、森林公園では カラの混群がたくさん出会うことができ、シジュウカラ、コガラ、ヤマガラ、コゲラらのかわいい姿をたくさん目にすることができました。この日いちばんの収穫は、アカゲラ! ドラミングのような音に続いて、特徴のある鳴き声が聞こえたので、根気よく辺りを探していたら、すっと樹間を移動するアカゲラの姿が! 残念ながら写真は撮れませんでしたが、キツツキの仲間は大好きなので、これだけで悪天のなかを登ってきたかいがありました。


あと、今回の旅行でうれしかったのは、たくさんのツバメたちの姿を目にすることができたこと。伊香保温泉への入り口駅であるJR渋川駅にはツバメの巣が複数あり、ツバメたちがびゅんびゅん飛び交っていましたし、伊香保温泉街の街中もツバメだらけ。泊まっていた宿にもツバメの巣があり、露天風呂から見える軒先にまで巣がありました。いやはや、一日でこんなにたくさんのツバメたちに出会えるとは。1年分くらい見ることができたかも。


1905 伊香保 ツバメ11905 伊香保 ツバメ2

↑左は伊香保の温泉旅館に巣をかけていたツバメ。右は渋川の駅の近く、いい感じの純喫茶の看板の上にいたツバメ。


1905 伊香保 ツバメ31905 伊香保 ツバメ4

↑伊香保の温泉街、曇り空をたくさんのツバメたちが。



せっかく有名な温泉街の温泉旅館に泊まってきたのだから、野鳥以外のことにも少しふれておきますね。一人旅の参考になるかもしれませんし(ぜんぜんならないと思いますが……)


探鳥にいける東京近郊の観光地でもないかしら、と調べてみたんですね。探鳥を売りにしているような宿は、軒並み満室。まあ、ふだんならともかく、連休中は当たり前ですね。それに、仮にあいていたとしても、そういう宿は「お一人様のご利用はお断りする場合があります」なんてことが書いてあります。稼働効率を考えれば当然なのかもしれませんが、でも独り旅行者にはなんとなくひっかかるものがないでもありません。


先に探鳥スポットをと思い、伊香保森林公園に行きあたったのは上に書いた通り。周辺の宿を調べてみたら、まあ、温泉宿ですから、けっこういい値段がするものばかり。それに、そもそも空いていません。


あきらめかけていたら、おひとりさま歓迎、ビジネスユースにもどうぞ、なんていうのをわざわざうたっている宿が見つかりました。ふつうのビジネスホテルよりは高いけれど、でも、温泉宿でこの値段はリーズナブル過ぎ!ということで、予約がとれちゃったのでした。


家族の了解を得て(家でごろごろされるより、一泊旅行で追い払ったほうがいいと思われたのでしょう)、あっさりOKが。こうして50男の温泉一泊旅行となったわけです。


観光地の宿泊施設は、基本的に一人客が歓迎されないところが多い印象ですが、こういうこともありますから、お一人様でのお出かけが好きな方も、じっくり探してみると、穴場が見つかるかもしれません。


伊香保は、温泉のほか、石段街が有名ですが、そちらはまあなんというか、とくに惹かれるものはありませんでした。


1905 伊香保 石段街11905 伊香保 石段街2

当方にとって旅先の楽しみは、本屋さん、探鳥のほかに、お酒(地ビール)もあります。道の駅で地ビールが売られていましたので、いくつか試してみましたよ。


1905 伊香保 地ビール11905 伊香保 地ビール21905 伊香保 地ビール3

↑左から、月夜野「水と緑のエール」、月夜野「ホタルの里の黒ビール」、嬬恋高原ブルワリー「GUNMA BAKUSHU つまブロIPA」。


いずれもおいしくいただきましたよ。とくに、月夜野「水と緑のエール」は好みの味でした。


以上が今回の伊香保旅行、ブックスポット以外のレポートです。



あ、あと、これも報告しておこうかな。


旅の少し前、たまたま(ほんとに)『仮面ライダーストロンガー』のDVDを観ていたんですね。そしたら、伊香保が出てくるではないですか。これ、選んで観たわけではなく、ほんとに偶然なんです。


第14話「謎の大幹部シャドウの出現」で、ブラックサタンに襲われる家族が泊まっているのが「ホテル天坊」。城茂と岬ユリコがバイクで玄関前に乗りつけるシーンなどにホテルの名前が映っています。


これ、昭和50年代の話ですからね。もうないかもなあ、そもそも名前も変えてあるかもなあ(まあ、ふつうはこうしたロケ地のタイアップは宣伝を兼ねて撮影地に貸すことが多いので名前を隠したり変えたりはしないと思いますが)、と思ってみたら、おお、なんと、バスから「ホテル天坊」の名前が見えるではありませんか。


1905 伊香保 ホテル天坊11905 伊香保 ホテル天坊21905 伊香保 ホテル天坊3

↑こちらが「ホテル天坊」。だからなんだとしか言いようがありませんが、特撮者としてはちょっと感激したのでした。


先に紹介した伊香保森林公園に行くには、ロープウェイに乗っていくんですが、そのロープウェイも出てきます。このロープウェイのゴンドラ内で、ブラックサタンの奇械人メカゴリラと変身前の城茂が、扉を開けた状態で戦うんですが、これ、スタントを使ってないっぽいんですよね。ゴンドラ内には、小さな子どもたちもいる。今なら、CGで済ませるはずで、こんな危ない撮影、しないんだろうなあ、などと、一人、感慨にふけってしまったのでした。


1905 伊香保 ロープウェイ11905 伊香保 ロープウェイ2

↑ライダーと怪人(奇械人)の死闘が繰り広げられたロープウェイ。


ぼくが乗ったロープウェイは、連休中に温泉旅を楽しむファミリーで行きも帰りもいっぱいでしたが、あのロープウェイのゴンドラの中で、仮面ライダーのことを、ライダーと奇械人の死闘アクションシーンのことを考えていたのは、確実にぼくだけでしょう。まったく、特撮脳の持ち主というのは……。我ながらどうかと思いますね。


以上、特撮者以外にはだからなんなんだとしかいいようのないエピソードですが、こういうことに反応してしまうのが、特撮脳の持ち主なんですよね。


切符 伊香保ロープウェイ

↑ロープウェイ、駅の名前が「不如帰」。徳冨蘆花の代表作の一つですね。徳冨蘆花記念文学館はこの駅から徒歩で数分のところにあります。



というわけで、今回の旅の収穫は、野鳥(ツバメ、アカゲラ)、地ビール、昭和特撮聖地巡礼の3つでしょうか。


まあまあの収穫だったといえなくもない微妙な旅になったわけですが、ひとつ、読者のみなさんにおすすめしたいのは、やはり温泉宿には家族やパートナーや友人と一緒に行った方が楽しそうですよ、ということかな(苦笑)



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