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空犬通信

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U.K.の日本公演ライヴアルバム『Night After Night』が長尺版に

好きなライヴアルバムの完全版、エクステンデッド版などが出ると、やっぱり気になりますよね。先日、こんな盤を入手しました。



  • U.K.『Night After Night: Extended』(Globe Music Media)

ジャケ写 ナイト・アフター・ナイト Ext ver

これまでも、好きなライヴアルバムの完全版の類には何度も手を出してきました。もちろん、感激させられるようなものもありましたが、結局、元の盤のほうがよかったりするケースもけっこうあるんですよね。曲数を絞ってあったり、ベストテイクを抽出してあったりなど、そのかたちになったのはやっぱり意味があってのことだったんだなあ、って。


さて、今回はどうでしょうか。


本盤の発売を伝える記事、「U.K. 79年日本公演のライヴ・アルバム『Night After Night』 2CD+Blu-rayオーディオ版発売」(2/27 amass)によれば、《2016年発売のCD+DVD+Blu-ray18枚組ボックス『アルティメット・コレクターズ・エディション』にも収録されボックスの目玉ともなっていた、1979年発表/同年6月の日本公演のライブ音源を収録した『ナイト・アフター・ナイト』に、1979年当時演奏されていながら未収録となっていた曲を追加し完全版とした音源を2CD及びBlu-ray オーディオにそれぞれ収録》したものなんだとか。


『アルティメット・コレクターズ・エディション』の存在はもちろん知っていましたが、18枚組ボックスに手を出せるのはよほどのファンというかマニアだけだろうと思われますので、今回のような部分発売に喜んでいるファンも多いのではないでしょうか。


UKは、大きく分けて4人時代(ファースト)と3人時代(セカンド)の二期があり、『ナイト・アフター・ナイト』は3人時代の(『U.K.ライヴ・イン・ボストン』が公式発売になるまでは)公式としてはUK唯一のライヴ盤でした。


日本では本国以上に人気があるともされるUK、唯一のライヴ盤が、1979年日本公演、中野サンプラザと日本青年館での演奏ということで、元盤には、思い入れのあるファンも多いことでしょう。ぼくも個人的に大好きな1枚です。


今回のExtendedですが、《ボブ・クリアマウンテンによるリミックス&リマスタリング音源を使用》ということで、まず、素人が聴いてもすぐにそれとわかるくらい、音が良くなっています。(元のが悪かったわけではないのですが。)


あと、元盤には入っていない「DANGER MONEY」や「THE ONLY THING SHE NEEDS」といったセカンドの曲の演奏が聴けるのはうれしいところ(「THE ONLY THING SHE NEEDS」は4人時代の『U.K.ライヴ・イン・ボストン』で聴けますが、「DANGER MONEY」のライヴはオフィシャルではこれだけになるのかな)。さらに、3人のソロパートも収録されています。とくに、テリー・ボジオ(大好きなドラマーです)のドラムはほんとにすばらしくて、テリー・ボジオのファンは、このソロのためだけに買い足し/買い直したくなるかも、は言い過ぎかもしれませんが、とにかくすばらしい演奏です。


これで、同梱のブルーレイが映像だったらうれしいところですが、映像は残っていないのか、《24Bit/96kHz High-fidelity Stereo & 5.1 サラウンドの2種音源をそれぞれ収録》したものになっています。


2枚分たっぷりの演奏、とくに元盤に未収録の曲が聴けるのはファンには大変うれしいところで、中身はいいんですが、商品としてはちょっと気になるところもいろいろあります。


ブックレットがなんだかあっさりしていて、写真とかデータとかにプラス要素はありません。LP裏ジャケの3人の写真が収録されていないから(別の写真が載ってはいます)、プラスどころかマイナスかも。それに、なぜかのトールケース。保管に困るし、場所はとるしで、ほんと、こういうのやめてほしいですよね(苦笑)。と、ちょっとパッケージングが今ひとつで、商品としてはなんというか今ひとつ魅力に欠ける気もします。


ジャケ写 ナイト・アフター・ナイトジャケ写 ナイト・アフター・ナイト Ext ver2

↑元盤、LPのジャケ。エディー・ジョブソンだけ、写真が差し替えられていますね。内ジャケの写真は同じでした。


というわけで。内容はすばらしいので、ファンにはおすすめしたいところですが、こういう特別版を出すときは、もう少しパッケージやライナーなどの付録部分にも力を入れてくれたらうれしいなあ、と、そんなふうにも思ってしまったのでした。



そうそう、UKといえば。


4人時代のギタリスト、アラン・ホールズワースのライヴ・アーカイヴ・シリーズの第2弾がまもなく発売になるようです。


  • アラン・ホールズワース『Warsaw Summer Jazz Day』

1998年、ポーランド、ワルシャワでのライヴで、CD+DVDのセットとのこと。関連記事はたとえばこちら。「Allan Holdsworth(アラン・ホールズワース)98年ポーランドでのライヴを収録したCD+DVD作品『Warsaw Summer Jazz Day』」(5/13 TOWER RECORDS ONLINE)


記事の一部によれば、このような内容だそうです。《1998年6月にポーランドの首都ワルシャワにて開催された<Warsaw Summer Jazz Days>》《このフェスティヴァルに出演時には翌99年に久々にリリースする『ザ・シックスティーン・メン・オブ・テイン』は既にレコーディングが終了しており、そのレコーディングに参加したデイヴ・カーペンター(b)とゲイリー・ノヴァク(ds)をバックに従えてのパフォーマンス》。


《新作を中心に『ロード・ゲームス』『アタヴァクロン』『IOU』からアンコールを含めて計9曲を披露したパフォーマンスを完全収録しており、この年のアラン・ホールズワースの唯一のライヴ・パフォーマンスだけに超貴重なアーカイヴの作品化だ》。


第1弾は以前の記事でも紹介した『Live In Japan 1984』ですね。このアーカイヴ、今後も続くのかなあ。楽しみだなあ。


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