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空犬通信

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「吉祥寺に「本屋をシェアする文化」の発信基地」を……「ブックマンション」が7月にオープン予定【更新】

東京・吉祥寺にまもなく新たなブックスポットが誕生するようです。



その名も「ブックマンション」。7月、吉祥寺、東急百貨店裏にオープン予定ということで、現在、クラウドファンディングのページによる資金集め他の準備が着々と進められています。


こちら、手がけているのは、全国紙他の各メディアに次々に取り上げられ、話題を呼んでいる三鷹の無人古本屋「BOOK ROAR」店主の中西さん(@bookroad_mujin)。この空犬通信でも、以前にこちらの記事で紹介しています。


その中西さんにお会いする機会があり、オープン前の建物の中を案内していただきました。


190520 ブックマンション外観1190520 ブックマンション外観2

↑「ブックマンション」の外観。隣の建物も入れたほうがわかりやすいかな。


吉祥寺利用者には洋食屋さんシャポールージュがあった場所といえば、本好きには百年の近くだといえば、ぴんとくるでしょうか。東急百貨店裏、昭和通り沿いで、ZARAの前あたりの場所ですから、駅からも徒歩で数分の好立地です。こんな好立地の物件、よくおさえられましたよね。


建物は雑居ビルではなく、独立した建物で、地上3階、地下1階。本屋スペースが入るのは地下1階とのことです。どのフロアをどのように使う予定なのかなどの詳細は、クラウドファンディングのページにくわしく出ていますので、そちらをご覧ください。


ぼくが案内していただたいたときは、建物内は家具や空調をとりはずした跡もまだそのままという状態で、内装はこれからとのことでした。オープン予定の7月まで2か月を切っているのに、大丈夫なのかなあと心配になるくらい、「前のテナントが撤去した後」感が濃厚に残っている状態でしたが、中西さんの話によれば、当初は6月オープンも考えていたほどで、内装関係の準備は問題ないのだそうです。


本屋のオープン前の物件やスペースを目にした人はこの感じ、わかってもらえると思うのですが、たとえ、その場所に本が1冊もなくても、本棚が1本もなくても、その場所に本棚が入り、本に関わるイベントなども行われることになるのかと思うと、ただの空きスペースもなんだか違って見えてきますし、何より、わくわくさせられるんですよね。


近くのブックスポットには、百年MAIN TENTがあります。とくに、百年は同じ昭和通り沿いで、徒歩だと1分くらいの距離、まさにご近所です。


「ブックマンション」のコンセプトをうかがうかぎり、両店とはまったくタイプの違う店になりそうですから、「競合」の心配はなさそう。むしろ、タイプの違うブックスポットが同じエリアに集まることで、閉店が続いて一時期に比べて数を減らしてしまっていた吉祥寺の本屋事情の充実につながるのではないかと、大いに期待されます。


以前に書いたかもしれませんが、新刊をメインで扱う、単独の経営者の運営となる書店をクラウドファンディングで立ち上げるやり方には、必ずしも全面的に賛同しているわけではないのですが、今回のような参加者賛同者が棚を持つことができるタイプの、シェア型の店舗については、本を売る場所を持ちたいと思いながらも、資金や運用形態の問題で実現をあきらめていたような人たちにも広く門戸を開けること、同一商圏の新刊書店へのマイナスの影響が想定しにくいことがありますので、いいアイディアなのではないか、という印象を受けています。


「ブックマンション」のコンセプト、中西さんがやろうとしていることについては、クラウドファンディングのページにくわしくまとめられています。ぼくの下手なレポートで間違って伝わってもいけませんから、ぜひそちらをご覧いただくのがいいでしょう。「ブックマンション」だけでなく、最近続けてメディアに取り上げられて話題になっている、三鷹の無人古本屋「BOOK ROAD」についても写真入りでくわしく紹介されていますので、そちらに興味のある方もぜひのぞいてみるといいと思います。


「ブックマンション」については、クラウドファンディングのページのほか、ツイッターアカウント「無人古本屋 BOOK ROAD(unmaned book store)」(@bookroad_mujin)にも情報があがっています。オープンまでの様子が気になる方は、そちらもチェックを。オープン予定は7月。無事にオープンとなりましたら、またあらためて、この空犬通信でもレポートしたいと思います。



追記(6/17):その後も、このような記事が。「楽天社員から日本初「無人古本屋」起業 店主の発想と工夫」(6/16 日刊ゲンダイDIGITAL)

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