先月、7/21に吉祥寺で開催されたBOOKSルーエpresentsの『八角文化会館』刊行記念トークイベント「八画文化対談」、無事に終えることができました。大変に楽しいイベントになりました。暑いなか集まってくださったみなさま、ありがとうございました。
(この記事、イベントの翌日、すぐに記事をアップするつもりが、下書きのままになっていたことに気づき、妙なタイミングでの報告になってしまいました……。)
今回の「八画文化対談」が大変に楽しい会になりましたので、「八画文化対談」をまたやりたいね、BOOKSルーエ主催のトークイベントをまたやりたいね、などと関係者で話しています。何か正式に決まりましたら、この空犬通信および当方のツイッターでご案内します。
『八角文化会館』の関係者(当方は雑誌の関係者ではありませんが)によるトークイベント「八画文化対談」、うちでやってもいいよ、という本屋さん、ブックカフェ、イベントスペースをお持ちのお店がいらっしゃいしたら、(場所や時期にもよるので確約はできないのですが条件が合えば)移動自腹でぜひ出向きたいと思いますので、お声おかけください。
トークイベントには『八画文化会館』に寄稿している関係者の方も複数駆けつけてくださいました。さすが『八画文化会館』の関係者の方々という感じで、昭和遺産ラブホ、団地、給水塔、純喫茶、秀和レジデンス、たぬきケーキ……と、ユニーク過ぎる「専門」をお持ちのみなさんに一度にお会いすることに。濃いにもほどがある(笑)。どんなものにも情熱を傾ける人はいるものなんだなあと、感銘を受けました。
ふだんは「本屋巡りが趣味です」「本屋さんについて文章書いたり情報発信したりしてます」などというだけで、ふつうの方には、これはまた奇特な、変わった趣味をお持ちで、と珍種の動物でも見るような目で見られることが多いのに、上には上がいるもので、「本屋」が得意分野だなんてのはまだまだ甘いというかふつうというか、そのようなものであることがようくわかり、たいそう安心させられました(笑)。
↑寄稿者の一人で、「昭和遺産ラブホテル」を追っかけている逢根あまみさんにいただいた『回転ベッドは恋人たちの夢を見るか?』。この表紙、このタイトル。いやはや。SFではまったくないのにSF感が漂っていますね。中身もある意味、レトロフューチャーなSFっぽい感じが全開で、なんというか、すばらしい。
↑逢根あまみさんにはこれもいただいた。『あまみのラブホ探訪』Vol.3。写真中心の『回転ベッドは…』と違い、こちらは内装に関する説明やオーナーのインタビューも掲載。なんというか、すごいなあ。表紙に写っている部屋など、(おそらくは壁面・天井・床すべてが鏡面仕様なのだろうと思われますが)ぱっと見ただけではどんな構造になっているのかよくわかりませんよね(笑)。