空犬通信

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クリームソーダ

昼休みによく利用する東京堂書店のカフェ。メニューに、いつのまにかクリームソーダが登場していたので、頼んでみた。


1806 クリームソーダ 東京堂書店

クリームソーダ。味も色も見た目も夏っぽくて、大変いいのだった。乗っかってるアイスクリームが氷にふれてしゃくしゃくになっているところ(ここが好きな人、多いと思う)を食べるときの、なんとも幸せな感じ。


……冷静に考えると、通りから見えるカウンター席(がお気に入り)で、いい年をした中年男が独り、クリームソーダを飲んでいるのは、絵的にどうなのか、という気がしないでもない。でも、クリームソーダの魅力には抗えないのだ。


高校生のころも、そういえば好きでよく飲んでいたなあ、クリームソーダ。当時大阪にいた高校生は、キタやミナミの本屋さんやレコード屋さんや楽器屋さんを巡り歩いたものだが、歩き疲れると、戦利品(といっても、お金がなかったから、せいぜいがレコード1枚、本1、2冊なのだが)を確認がてら、休憩がてら、ということで、当時はどこにでもあった昭和な喫茶店に入るのだった。


全身から高校生感を発散していたに違いないお子様にビールを出してくれたりする店はなかったし、というか、さすがに当時はビールを飲みたいなどとも思わなかったものだから、何を頼んでいたのか、というと、クリームソーダなのだった。


ミナミによく通っていた中古レコード屋さんがあったのだが、その店が入っていたビルの1階が喫茶店で、よくそこで休憩をした。もちろん、頼むのはクリームソーダ。その店のクリームソーダのことは今も印象に残っている。なぜならば、ソーダが青い色をしていて、こんなかたちのグラスに入っていたからだ。


クリームソーダ1

おそらくは、このようなバランスでクリームがのっていたのだろう。


クリームソーダ2

あの青いクリームソーダは、特徴的なグラス込みで(さらに言えば、上の階の中古レコ屋込みで)、記憶に刷り込まれていて、今でもクリームソーダを目にするたびに思い出す。


そのとき、一緒にいたのがガールフレンドならば、この記憶の甘酸っぱさもさぞかし増していただろうと思うのだが、残念ながらというかなんというか、当時、一緒にいたのは、中古レコ屋をよく一緒に回っていたバンド仲間の男子同級生なのだった。


大阪を離れて数年後。その場所を訪ねてみたら、中古レコード屋も、青いクリームソーダを出していた喫茶店もなくなっていた。



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