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空犬通信

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あの本屋本が東京堂書店で限定復刊!……『返品のない月曜日』【更新】

しばらく前から店頭ではポスターで告知されていましたから、楽しみにしていた読書人も多いでしょう。東京堂書店の限定復刊で、こちらの本屋本が甦りました。




180404 返品のない日曜日 ポスター

(店内写真はすべてお店の方に断って撮影したものです。写真は4/4の様子で、お店の様子は変わっている場合があります。)


4/4から店頭に並び始めたようです。事前に、同店店長の河合さんから、復刊のこと、それに店頭での展開がすごいことになりそうであることは聞いていたんですが、いやはや、予想以上のものすごい展開になってました。


180404 返品のない日曜日 外

入り口脇の細長いディスプレイスペース、入り口入ってすぐのワゴン、エスカレーター右脇のフェア棚などなど、店内のあちこちで大展開。陳列面数でいうと3桁になっているはず。とにかくすごい積み方並べ方で、この迫力は写真では伝わらないと思いますから、ぜひ店頭の様子を生で見てください。


180404 返品のない日曜日 ワゴン180404 返品のない日曜日 ワゴン2180404 返品のない日曜日 フェア棚

↑「日刊まるすニュース」でおなじみ、井狩春男さんの手描き文字をなつかしく思い出される方も多いでしょう。


今回の限定復刊については、同店の案内記事に詳細が出ています。《あの名著が帰ってくる!発売当時(1985年にちくま・ぶっくすとして刊行した後1989年ちくま文庫)本に携る人必携の書であり書店員のバイブルとも言われたエッセイを当店限定復刊させていただけることになりました。書籍流通の要でありながら一般の読者にあまり知られていない「取次」の裏話や、読者のもとに本を届けるためにどれだけ苦心しているかを描いた「返品のない月曜日」。ぜひ!多くの方々にお読みいただきたい1冊です》。


今回復刊された『返品のない月曜日』については、東京堂書店の案内にコンパクトにまとまっていますが、版元の内容紹介にはこんなふうにあります。


《出版社と書店の間にあって、本の流れをつくる取次。著者はそこで、魅力ある手描きの日刊情報誌を出しつづけている。毎日毎日、彼の前を走り去り、また駆けもどる洪水のような本の群れ…。それを見つめつづけて20年。著者のやさしい眼ざしにうつった本たちは、何を語り何をうったえようとしているか。本が読者の手に渡るまでのオモシロイ話、タメになる話、コマッタ話などを軽妙なタッチでつづった“本好き”必読エッセイ。これ1冊で、本の世界が見えてくる!》


ぼくの前後の世代の本好き本屋好きには新刊時に出会って読んだという人も多いと思いますが、ぼくもちくま文庫の新刊として出たときに買って読んだ一人です。同じ著者、同じちくま文庫の『本屋通いのビタミン剤』と並んで、個人的にもなつかしい1冊です。


ぼくは持っているので、今回の復刊では買えない、というか、買う必要がないんですが、それもなんだか悔しいので(苦笑)、東京堂に買いに来られない、出版・書店関係で、この本に興味のありそうな人の顔を勝手に思い浮かべ、勝手に届けるための分を何冊か買う予定でいます。


フェアと違って期限があるわけではありませんし、在庫点数もたっぷり(笑)のようですから、あせらなくてもいいかもしれませんが、本来であればそれほど幅広い読者向けとは考えにくい業界本がこのようなかたちで復活するというのは、めったにないことだろうと思います。しかも、チェーン一括ならわかりますが、東京堂書店、単店ですからね。この本を売りたいという同店の関係者のみなさんの思いの強さには、驚くほかありません。


この本をまだ手にしていないという幸福な読者はぜひこの機会に、東京堂書店で手にとってみてください。



書影 返品のない月曜日 復刊

↑追記(4/12):とりあえず、あの人とあの人とあの人に、ということで、まとめ買い。


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