空犬通信

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大作話題作が目白押し?!……2017年のSF映画は大変なことに

『S-Fマガジン』の今月号、SF映画特集ですね。



特集は「オールタイム・ベストSF映画総解説 PART1」。内容について、版元のサイトから引きます。


《本年10月27日(金)、『ブレードランナー2049』がいよいよ日本公開。『メッセージ』や『エイリアン』『スター・ウォーズ』などSF映画が再び黄金期を迎えているいま、あらためて観るべき作品を、実写・アニメ、洋画・邦画を問わず合計500作選出。SF作家・評論家たちが見どころを解説する》。


PART1とあるとおり、全2回の構成のようで、前半の今号は《1902年『月世界旅行』から1988年『ゼイリブ』まで、計250作を掲載》とあります。


SF映画好きなものですから、以前なら飛びついていたはずの特集です。でも、よく考えると、こうしたSF映画の紹介本は、もうムックやら単行本やら雑誌の特集やらでたくさん持ってるからなあ。それに、新しいのを買っても、残念ながら、セレクトも(最新のものが追加されている以外は)それほど変わらないしなあ。紹介作品が多いと、各作品へのコメントもどうしても少なくなるので、当方のようなオールドタイマーには新情報もおそらくはないだろうしなあ……。


書影 SF映画本

↑我が家の棚から発見されたSF映画本たち(のごく一部)。こんな感じで、まあ、類似の本がたくさんあったりするわけです……。


そんなわけで、ぼくはちょっと躊躇してしまっているものですから、ちょっと後ろ向きなことを書いてしまいましたが、あくまで、昔からSF映画好きをやっていて、さんざんSF映画本・雑誌を読みまくってきたからこそ感じる、いわば老人の独言のようなもの。ここ数年の作品群をきっかけにSF映画の世界に目覚めたような新しいファンの方には、SF専門誌ならではの観点でまとめられたSF映画史を見渡すいい機会になるのではないかと思います。ぜひチェックされるといいと思いますよ。


あと、仮にセレクトされているのが定番の名作だとしても、書き手にさすがSFマガジンという感じのメンバーがそろっていますので(執筆者一覧はこちらを)、書き手と作品の組み合わせを楽しむのもありかな、と思います。牧野修さんがツイッターで、『ヴィデオドローム』(クローネンバーグ監督作品で、個人的に大好きなへんてこ映画の1つです)の項を担当したと書かれていましたが、これなんて、まさにこの作品をこの人が、という感じで、読みたくなる組み合わせですよね。


そうそう、SF映画と言えば。特集の内容紹介でもふれられていますが、今年、2017年は、SF映画史的に重要な年として後々まで記憶されることになるかもしれませんね。というのも、SF映画史に残る重要作品の新作や関連作たちが、今年後半の半年ほどのあいだに続けて公開されるわけですからね。



チラシ SF映画2017年

この4作がわずか半年の間にって、あらためて、なんだかすごいことですよね。『S-Fマガジン』のような専門誌だけでなく、一般メディアでも話題になっています。たとえば、こんな記事。「2017年はなぜ「宇宙SF映画」が豊作なのか」(8/17 日経トレンディネット)


レコジャケ 猿の惑星ジャケ エイリアン
ジャケ ブレードランナージャケ SW帝国の逆週

↑それぞれのオリジナル映画(『スター・ウォーズ』のみ1作目ではなく『帝国の逆襲』)のサントラ、アナログ盤を上のチラシと同じ順に並べてみました。


今年前半には、(これら4作と比べるのはどうかというのも含め、公開順も当方の好みも観たかどうかも何も関係なしにアトランダムにあげると)、『オデッセイ』『インデペンデンス・デイ』『スター・トレック』『キングコング』『トランスフォーマー』『メッセージ』『ゴースト・イン・ザ・シェル』もありましたしね。


『ウルトラセブン』初回放送50周年記念の年であり、映画『ブレードランナー』公開35周年記念の年でもある2017年、SF映画好きには忙しい1年になりましたね。お金と時間と体力をしっかり確保しておかなくては。


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