空犬通信

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「沖縄の本屋さんの本」ができるかも?!

沖縄・那覇の出版社、ボーダーインクの編集者、喜納えりかさんから、とてもうれしい連絡がありました。ご本人の許可を得ましたので、このうれしさを全国の本屋好きのみなさんと分かち合うべく、当方のブログにて報告します。


喜納さんによれば、沖縄の本屋さんの本が刊行されることになりそうだとのことです。しかも、昨年沖縄で開催されたブックンロールがきっかけで。こんな経緯です。



沖縄でのブックンロールにはいくつかの書店から書店員のみなさんが出演してくれました。出演者のお店に足を運ぶ機会が増えたことから、喜納さんは個人的に、沖縄各地の本屋さんの歴史を調べるようになったのたのだそうです。


すると、どのお店も驚くような歴史を持っていることがわかってきたといいます。《近いようで遠かった本屋さんを、これからもっと知って、もっと好きになる。そんなたくさんの可能性》がブックンロールをきっかけに自分のなかに生まれたのだと、喜納さんはメールに書いてくれました。


実はこの話には前段階がありました。「町本会@沖縄」の開催です。そこで金武文化堂(ブックンロールオキナワの出演者でもあります)他の本屋さんの話を聞いて、おもしろいなあと思い、沖縄タイムスWeb版の記事のために金武文化堂さん、ブックスおおみねさんへ取材をしたこともひとつのきっかけになったのだそうです。


沖縄で開催された町本会についてはこちらを、喜納さんが沖縄タイムスWeb版に寄せた記事についてはこちらをご覧ください。


そして、昨年、沖縄でブックンロールオキナワが開催され、わたくし空犬も参加。沖縄滞在中に訪ねたあちこちの書店の紹介記事をブログにアップしました。こちらです。沖縄の書店の充実ぶりを目の当たりにし、すっかり魅せられてしまったわけです。部外者の中途半端なまとめだけではもったいないので、沖縄の本屋さんについて記録を残してはどうか、などと、今から思えばずいぶんお気楽な提案を喜納さんにしてしまったのでした。


そこから、「沖縄の本屋の本」について、検討が始まったのだそうです。


ただ、「沖縄の本屋」について調査し、「沖縄の本屋の本」をまとめるといっても、手間もお金もかかります。ぼくのような素人が、ひょいと訪ねて、ひと晩でまとめあげればいいブログ記事とはまったく話が違うわけです。


どうなるのかなあと、気にしていたところ、7/29の「帰ってきたブックンロール(ブックなし)」開催直前に、喜納さんからうれしい連絡がありました。すでにこつこつと進められていた沖縄の本屋の調査について、なんと、助成金をもらえることが決まったのだといいます。「おきぎんふるさと振興基金」の助成で、ブックパーリーOKINAWA実行委員会で申請を出したのだそうです。


本の発行については時期未定ですが、調査で収集した本屋さんの写真を使って、ブックパーリーOKINAWAの期間中に写真展「かつてここには町の本屋さんがあった〜懐かし写真展」を各地を巡回して開催することが決まっています。開催予定地は、那覇・浦添・金武・読谷・名護。期間中に沖縄に来られる方は、ぜひ。


沖縄 なつかし写真展

↑写真展のフライヤーです。


沖縄本屋調査と沖縄本屋本の刊行は、ブックンロールオキナワの「発展形」であり「成果物」の1つだと喜納さんはいいます。ご本人の了解を得て、喜納さんのメールを引きます。《現場の本屋さんの毎日を知りたいと思ってブックンロールオキナワを開催し、そこから発展して、本屋さんの調査にたどりつきました。つまりわたしにとってはこの調査もブックンロールの一環です》。ブックンロールの企画者・主催者として、そして沖縄の本屋さんに縁のできた身として、こんなにうれしいことはありません。


今年2017年は、沖縄では「ブックンロール」自体の開催はありませんが、個人的には「今年も東京と沖縄で開催!」という気持ちでいる——喜納さんはメールにそんなふうに書いてくれました。



「ブックパーリーOKINAWA2017プレゼンツ 『かつてここには町の本屋さんがあった 〜なつかし写真展〜』」の詳細については、ブックパーリーOKINAWAのサイトをご覧ください。


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