空犬通信

本・本屋好きが、買った本、読んだ本、気になる本・本屋さんを紹介するサイトです。

フランスの移動式本屋さんがすてきすぎる

日本にもブックトラックをはじめ、すてきな移動本屋さんがいくつかありますが、移動する本屋さんって、それだけでわくわくさせられるものがありますよね。


先日、海外の移動本屋さんを紹介する記事が目に入りました。この記事を見て、こんな場所で暮らしたい、こんなふうに本に囲まれて暮らしたいと思った方は多いのではないでしょうか。「フランスの田舎町を走る「移動式の本屋さん」には、大型店にない魅力がある」(6/15 TABI LABO)


お店は「La Maison Qui Chemine」。《フランス国内を走るあるトレーラーハウス》で《図書館や本屋へのアクセスが不便な地域へと赴いて、その土地に暮らす人々に本を届ける、移動式の本屋さん》とのことです。



記事に掲載された店内の写真を見ると、本屋さんの店内というか、本好きの書斎にしか見えませんね。当然フランス語なのですが、お店のサイトでもすてきな写真がたくさん見られます。


店内に並んでいるのは《キャンピング用トレーラーを改装して、屋根まで届く書庫にびっしり並んだ約3,000冊の中古本》で、《出版されたばかりの新刊本はありません》とのこと。


これはちょっと訪ねてみたくなりますね。訪ねてみたくなる、というより、ほんと、泊まってみたくなりますよね。(実際には本が買えないのに)「泊まれる本屋」などとして人気を博しているところもあるようですが、こういうところに泊まれたら、本好きならば相当に幸せな時間を過ごせるかもしれませんね(ただ、周りが全部フランス語の本というのは微妙かもしれませんが;苦笑)



そうそう、移動と言えば。上の件と直接関係ありませんが、本を積んで移動するサービスとしては、移動図書館もありますね。以前にこの記事で少しだけふれた、移動図書館車を舞台にした小説の翻訳版が刊行されました。



《家にも学校にも居場所がない12歳の少年、ボビー・ヌスク。彼はある日、2人暮らしの母娘に出会う。母親が働く図書館トラックのたくさんの本に、ボビーはたちまち夢中になった。1冊読むごとに、目の前の世界がどんどん広がっていくのを感じる。
だが、平穏は続かない。いじめっ子への仕返しが警察沙汰になったのだ。ボビーたちは図書館トラックに乗って町を離れ、未知の土地を駆けめぐる!》


原題は『Mobile Library』。《物語と図書館を愛する人に贈る、一風変わった家族ドラマ》とあるとおり、移動図書館は出てきますが、移動図書館についての話ではありません。また内容紹介の後半にある通り、本を愛する人たちの心あたたまるほっこり話みたいな感じの作品ではないのですが(その意味で、この邦題はどうなんだろうか、という気が個人的にはちょっとしないでもありませんが、それはともかく)、図書館トラックが舞台というだけで興味を引かれる方は手にしてみてはいかがでしょうか。



そうそう、「泊まれる」と言えば、報道で見て、気になっている本好きは多そうですね。2018年春に箱根で開業予定だというブックホテル「箱根本箱」。詳細はこちらを。「箱根に巨大ブックホテル 来春、購入も可能」(6/21 カナロコ)。運営は、取次大手の日販(日本出版販売)と出版社の自遊人。施設は日販の保養所を改装するのだとか。


気になる本の扱いについては、記事にはこんなふうにあります。《ブックホテルは、館内全体を「書斎」と捉え、小説や歴史、デザインなどさまざまなジャンルの本を約2万冊取りそろえ、19の客室全てに本棚も設置。本の購入も可能にすることで、町内最大規模の書店としての機能も持たせ、地元住民や日帰りの観光客も利用できる。一方で、客室でしか読めない本など宿泊特典にも気を配る》。


施設全体が本屋さんなわけではありませんが、ある意味、これこそまさに「泊まれる本屋」という感じになるわけですね。これは楽しみだなあ。ぜひ泊まってみたいものだなあ。




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