空犬通信

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イギリスの本屋さんを紹介する連載が更新されました

しばらく前の記事で、イギリスの書店事情を詳細に伝えてくれるすばらしい書店訪問記がDOTPLACEで始まったことを紹介しましたが、2月末に第2回がアップされました。



今回取り上げられているのはインク@84。《ロンドン北部のハイベリーに2015年12月にオープンした本屋さん》で、《地下鉄ピカデリー線のアーセナル駅から徒歩10分、ヴィクトリア線のハイベリー&イズリントン駅から17分。公園に近く、静かな住宅街の一角にあ》るお店だとのこと。



前回の「W4 ラヴ・ブックス」もそうでしたが、今回の「インク@84」も、本屋さんの店名としては変わった名前に見えますが、由来についてはこんなふうに説明されています。《インク@84と名付けたのは、「短くて、なおかつ住所である84番地の数字が入っている名前がいいなと考えた結果、本を書くのにも絵を描くのにも使うインクという言葉を使うことにした」のだとか》。


《店が軌道に乗ったら第2店を開きたいという夢もあって、「妄想の世界なんですけど」と断りつつも、その時は「インク@番地」という名前にすることも決めていると教えてくれました。これは、前回取り上げた「W4 ラヴ・ブックス」の店主が、次に開く店も場所によって「(郵便番号)ラヴ・ブックス」になる、と言っていたのと似た発想ですね。皆さん、夢が大きくて頼もしいことです》。将来の展開まで考えられているところがいいですね。


店内の様子をわかりやすく伝えてくれるイラスト、豊富な写真に、読み応えのある文章と、今回も情報量の多い、すばらしい書店訪問記になっています。すぐにもそのお店に行ってみたくなりますし、もちろん、行けない身がただ読んでいるだけでも楽しい気分になれます。一応このような書店ブログを書いている身としては、自分でも、取材に時間をかけた、こんな書店レポを書けたらなあ、書きたいなあ、などと思わされたりもします。


イギリスの書店事情に興味のある方には必読の連載ですね。次回も楽しみです。


ちょうど時期を同じくして、『出版ニュース』2017年2月下旬号に「ウォーターストーンズの復活」という記事が載っています。書き手は笹本史子さん。イギリス最大の書店チェーン、ウォーターストーンズの近年の取り組みがどのようなものであったかがわかる記事になっています。イギリスの書店事情に興味のある方は、こちらも合わせて読まれるといいと思います。


なお、『出版ニュース』の「海外出版レポート」はタイトルにあるように出版事情のレポートですから書店限定の記事ではありませんが、各国・各地域の書店の話題もよく取り上げられるので、海外の書店に興味のある方はチェックされるといいと思いますよ。



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