空犬通信

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『ぼくのミステリ・クロニクル』書評まとめ、続きです

以前に書評をまとめて紹介しましたが、うれしいことに、その後もいくつか書評・紹介記事が出ましたので、ご紹介します。



書影 ミステリマガジン1703

『ミステリマガジン』のレビュー欄「ミステリ・サイドウェイ」、書き手は松坂健さん。《出るべくして出た! というのはこの本を指す》《戸川さんのおかげでどれだけ僕たちのミステリライフが豊かになったか、感謝のひとことだ》と書いていただきました。ちなみに、同号の特集は「そしてクリスティーはいなくならない」。


朝日新聞の書評、評者は文芸評論家の末國善己さん。記事の一部を引きます。《中井英夫、都筑道夫、鮎川哲也との交流。翻訳が中心だった東京創元社が、国内ミステリーを出すようになった経緯。北村薫、有栖川有栖、宮部みゆきら人気作家のデビュー秘話など貴重な証言が満載である》。


《名作のアーカイブだった文庫が単なる廉価本になり、編集作業がデジタル化され、出版不況で刷り部数が減るなど、出版界の変化も捉えており、戦後の出版史としても興味深い》。


そして、締めの一文はこんなふうに。《全編から戸川のミステリー愛、本作りへの真摯(しんし)な姿勢が伝わってくるので、本が好きなら必読の一冊だ》。


『婦人公論』の書評欄、書き手は、しばらく前に「マガジン航」すばらしい一文をあげてくださった仲俣暁生さん。


《この本は推理小説の世界だけでなく、戦後出版史全体の貴重なインサイド・レポートでもある》《本を読む人を育てることが次の時代の「作家」を育てるのだ、という氏の思いをそこに感じた》と書いていただきました。


仲俣さんご本人も、編集と執筆の両方をする立場の方だからということもあるのでしょうか、(一応、「編著者」で「著者」だから、書き手の一人なのに、他の書評・紹介ではふれられることがほとんどなかった)「編者」、つまり当方のことにもふれてくださっています。うれしいことだなあ。


興味を持ってくださった方は、ぜひ掲載紙誌にあたって、それぞれ元の文章をチェックしてみてください。




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