空犬通信

本・本屋好きが、買った本、読んだ本、気になる本・本屋さんを紹介するサイトです。

「「読む」「書く」「編む」の未来」……『ぼくのミステリ・クロニクル』がマガジン航で取り上げられました

年初に、こんなうれしい記事に出会いました。




「マガジン航」の編集発行人である仲俣暁生さんが、《この年末年始に読んだ本で印象深かった》本として、『ぼくのミステリ・クロニクル』(東京創元社)をあげてくださいました。


仲俣さんは本の内容についてだけではなく、本の章立て、構造についてもふれてくださっています。《戸川さん自身の子ども時代の読書経験のような幸せな体験を、いかにして次代の子どもたちにも繋げていくか、ということではないでしょうか》というくだりなど、まさに我が意を得たりというという感じで、読みながら思わず、うんうんとうなずいてしまいました。


仲俣さんの文章を読んでいただきたいので、ここでは引用は控えたいのですが、あまりにもうれしかったので、この一段落だけはぜひ引いておきたいと思います。


《「読む」ことは「書く」ことに繋がり、「読む」ことは「編む」ことにも繋がる。「編む」人も「書く」人も、かつては「読む」人だった。その循環が起きるための場所をつくり、維持し、人を育てていくことがもっとも重要である――私が『ぼくのミステリ・クロニクル』という本から受け止めたいちばん大きなメッセージはこれです》。


書き手冥利に尽きるとはこのことでしょうか。この本を手がけてよかったなと、あらためて思えました。



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コメント

読みたくてたまらない!

空犬様、こんにちは。ご無沙汰しています。
職場の異動が決まった12月から凄まじく忙しくなり、
読書や本屋巡りから遠ざかっておりました。

新年度を迎え怒濤の2週間が過ぎ、
ドラマ「そして誰もいなくなった」「名探偵ポワロ」などに刺激されて
クリスティ作品を少しずつ読み返し始めていました。

久しぶりにこちらにお邪魔して
「ミステリクロニクル読みたいんだった!」
「本格力めちゃ面白そう!!」となり、
今書店に電話で注文したところです。
早く読みたいなー。

上記書評はいいですねえ。

  • 2017/04/23(日) 21:22:16 |
  • URL |
  • みこ #nLnvUwLc
  • [ 編集 ]

ありがとうございます!

みこさん>
久しぶりのコメント、ありがとうございます。
異動で忙しくされていたんですね。
「読書や本屋巡りから」も遠ざかっていたとは
よほどの日々だったのでしょう。おつかれさまでした。

> 「ミステリクロニクル読みたいんだった!」
> 「本格力めちゃ面白そう!!」
おお、早速ありがとうございます。
『本格力』、おもしろいですよ。『ぼくの…』とは
まったくタイプの違う本ですが、併せて読むと
おもしろいかも、です(笑)。
楽しんでいただけますように。

  • 2017/04/24(月) 20:16:44 |
  • URL |
  • 空犬太郎 #-
  • [ 編集 ]

そうなんですよ~。

空犬様、
「この私がもう3ヶ月も本屋でゆっくりしてない!」と
びっくりするぐらいです。
クリスティ特集のミステリマガジン買いに立ち寄ったのみ・・・

「本格力」はおふざけも結構ありそうで楽しみです。
コミックの「バーナード嬢曰く。」が好きなんですけど
あんな風に楽しめる感じかなと期待してます。

ブックハウスカフェや岐阜の図書館も行ってみたいですねえ。
いつもすてきな情報をありがとうございます。

  • 2017/04/24(月) 21:19:28 |
  • URL |
  • みこ #nLnvUwLc
  • [ 編集 ]

3か月も!

みこさん>
> 「もう3ヶ月も本屋でゆっくりしてない!」
それは、すごいですねえ……。自分だったら、
禁断症状で何かおかしなことになりそうです(苦笑)。
そのような状態を抜け出すことができてよかった
ですね。

> 「本格力」
読後、ご夫婦(と、わんちゃん)のファンに
なること必至の楽しい本ですよ。

> コミックの「バーナード嬢曰く。」
ああ、共通点があるかもしれませんよ。本文が
二人の掛け合いになっているので、出てくる
本は違いますが、ノリは近いかもしれません。

> ブックハウスカフェや岐阜の図書館
記事でふれた店や施設に興味を持っていただける
のは、書き手冥利に尽きます。簡単には
いけない場所もあると思いますが、機会
あればぜひ!

  • 2017/04/24(月) 21:55:03 |
  • URL |
  • 空犬太郎 #-
  • [ 編集 ]

私のミステリ

ミステリと言えば、私の一歩目は多分仁木悦子です。
祖母が持っていた「猫は知っていた」。
小学生には仁木悦子は読みやすく優しかった。
そして父に「ナイル殺人事件」の映画に連れて行かれたのをキッカケに父の蔵書からクリスティ「そして誰もいなくなった」「五匹の子豚」「鏡は横にひび割れて」「カリブ海の秘密」を読み、見事にはまりました。
(今思えばはまって当然と言えるラインナップ!)
高校の同級生がクリスティの文庫を多数持っていたため、
借りまくり読みまくり、そこから早川つながりでクイーンやSF「夏への扉」「リプレイ」へと・・・
仁木悦子からは講談社文庫つながりで栗本薫、東野圭吾、綾辻行人・・・本に関しては洋物から入る私でしたが、
講談社文庫のおかげで国内作家も楽しみました。
(だって当時児童文庫もあったんですもん。
少ないお小遣いで買ってた時代には、文庫で次々楽しませてくれた講談社がとてもありがたかったです。)
大学時代には佐々木丸美にも出会わせてくれた講談社文庫。
私の初期のミステリの思い出は早川と講談社文庫ですね。

そして成人後はどっぷりと創元にはまります。
クイーン、カー、クリスチアナ・ブラント・・・・
特に文庫目録を読むのが大好きで、あらすじ読むだけでどきどきわくわく。
国内作家ものもどんどん増えてきて、佐々木丸美作品を復刊してくれたときにはもう万歳しましたよ!

そういうわけで今回の御本、読める日を楽しみにしております。
長々と失礼いたしました。

  • 2017/04/25(火) 00:11:07 |
  • URL |
  • みこ #nLnvUwLc
  • [ 編集 ]

Re: 私のミステリ

みこさん>
「猫は知っていた」は当方もまったく同じパタンで
小学生時代に、祖母宅で出会っています。

ひと昔前の講談社文庫(黒背のころ)は、ミステリや
SFの海外ものが充実していましたよね。

それにしても、そのような読書遍歴のみこさん
ならば、『ぼくのミステリ・クロニクル』、
きっと楽しんでいただけるのではないかと。
また感想など聞かせてくださいね。

  • 2017/04/25(火) 21:37:10 |
  • URL |
  • 空犬太郎 #-
  • [ 編集 ]

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