空犬通信

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BOOKSルーエで立東舎のフェアが開催中です

昨日、吉祥寺のBOOKSルーエを訪ねた際に、花本氏から、始まったばかりの、ぜひ見ていってほしいフェアがあるんだと、こんなユニークなフェアを教えてもらいましたよ。「立東舎×BOOKSルーエ」フェア。


161003 ルーエ立東舎フェア

↑こちらが店頭の様子。単行本と文庫両方並んでいるのがいいですね。BOOKSルーエ1階の雑誌売り場手前で展開中です。


立東舎については、しばらく前のこの記事でふれていますが、こうして見ると、いつのまにかユニークなラインナップがそろっていたんですね。



先日のブックフェアの感想記事にも書きましたが、いろいろな傾向の本を出している出版社の出版物をまとめて目にすると、思わぬ発見があるんですよね。「いろいろな傾向」のように感じられていたものが、ひとまとまりになってみると、意外に、路線というか雰囲気というかに芯が通ったものが感じられたりしたて。


この立東舎のラインナップもそんな感じですよね。2016年9月の新刊案内に、「NEW」としてあがっている新刊3点が、『世界の8大文学賞』『町中華とはなんだ』『映画という《物体X》』と、見事に違っているように、1つのジャンルでくくれるような出版路線ではありませんが、こうして並んでいるのを見ると、なんとなくゆるやかにつながっているように見えて、おもしろい。ジャンルの棚が分かれてしまうと、これらに一度に出会う可能性は少なくなりますが、こうして並んでいると、思わずあれもこれも手にしてしまう、という組み合わせの妙もけっこうありそうですよね。


これがリアル本屋さんのフェアの強みですよね。1社の出版物を並べるだけでも新たな発見があるという。もちろん、その社がおもしろい本を出していることが大前提だし、それをすくい上げてこういうかたちに並べて見せる書店側の担当の目利きも必要なわけですが、このフェアは、その両方がいいかたちになった好例のように思いました。


161003 ルーエ立東舎フェア ペーパー

↑「立東舎×BOOKSルーエ」フェア、店頭で無料配布されているペーパーもあります。こちらはルーエのフリペ職人、花本氏の手になるものではなく、表紙にイラストの見えるリットーミュージック出版営業部の「姉妹」さんたちが作ったものだそうです。「姉妹」さんたちについては、リットーミュージック出版営業部のツイッター(@RittorMusicsale)をどうぞ。


というわけで、このフェア、ひと月ほど開催されているようですので、ぜひ店頭の様子を見にいってみてください。


フェアから、こんな本を買ってきましたよ。



161003 ルーエ立東舎フェア 買った本

版元の内容紹介によれば、このような本です。《世界中の文学賞は、こうやってできていた! 史上初の世界の文学賞ガイドが登場。『オスカー・ワオの短く凄まじい人生』の翻訳で知られる都甲幸治を中心に、芥川賞作家や翻訳家、書評家たちが集まって、世界の文学賞とその受賞作品について熱く語る1冊。芥川賞、直木賞、ノーベル文学賞といったメジャーなものから、各国の代表的なものまで。歴史あるものや最近設立されたもの、賞金が1億円を超えるものや1500円くらいのもの。世界に数多く存在する文学賞のなかから、とびきりの8つを選びました。受賞作品の解説にとどまらず、受賞作品の傾向分析や、あっと驚く選考の裏話までもが飛び出し、あなたの知的好奇心を大いに刺激します》。


今回も、ハルキがとるかどうかだの、ちょうどいま話題になっているノーベル文学賞で始まっていますから、タイムリーな1冊と言っていいでしょう。


書皮 立東舎

↑BOOKSルーエのフェアから書籍・文庫を買うと、特典のブックカバーがもらえます(上の写真は部分です)。『世界の8大文学賞』の装画をあしらった、本好き、というか本棚好きが喜びそうなデザインになっています。単行本用と文庫本用の2種あり。書皮好きはぜひ。


そうそう、ルーエといえば、そしてフリペといえば。BOOKSルーエ2階のフリペコーナーではなく1階にあったので、訪問時に花本氏に教えてもらうまで気づかなかったんですが、同店で以前発行されていたフリペ『ルーエの伝言』が『新ルーエの伝言』としていつのまにか復活していました。


新ルーエの伝言2

↑こちらが第2号。復活後もあいかわらず全編手書きの(いい意味で)ゆるめのつくりで、店内のフェアや新刊の情報が詰まっています。フリペ好きは、1階のレジ周辺のチェックをお忘れなく。




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