『書店ガール』シリーズでおなじみの作家、碧野圭さんが、ご自身も編集に関わっている雑誌『き・まま』の最新号を送ってくださいました。
- 『き・まま』6号(リュエル・スタジオ)

↑表紙のお店は、三鷹の古本屋さん、水中書店ですね。本文の記事にも登場します。
特集は「本のある風景」。発行元リュエル・スタジオのサイトの紹介によれば、このような内容の特集です。《ゆっくりとページをめくり、静かに本と向き合う。インターネットで簡単に情報が手に入る時代だからこそ、そんな時間を大切にしたいと考えています。活版印刷や手製本など、本の伝統技術を残そうとする人。本で地域を活性化させようとする人。本を届ける人。この特集では、本に関わる人や場所をたっぷりとご紹介します》。
「夏葉社・島田さんと行く 中央線の本屋さん」
「調布市立図書館にみる 図書館のチカラ」
といった本関連の記事が掲載されているほか、空想製本屋、九ポ堂、えびな書店、西国図書室などが取り上げられています。
うち、本屋好きとして気になるのは、やはり「夏葉社・島田さんと行く 中央線の本屋さん」。記事に登場するお店は以下の6店です。
- 本屋Title(荻窪)
- BOOKSルーエ(吉祥寺)
- BOOKS隆文堂(西国分寺)
- 増田書店(国立)
- オリオン書房ノルテ(立川)
- 古本・水中書店(三鷹)
中央線沿線の本好きにはおなじみといっていい店ですね。この6店は、偶然、知り合い(各店の記事に登場しています)のいる店ばかり。自分が書店回りをしている気分で楽しく読ませてもらいました。
本を「作る」「刷る」「伝える」「つなぐ」をキーワードにセレクトされた他のお店の記事も、丁寧に取材された写真の多いものばかりで、本好きには興味深い内容になっていますよ。
本好き、本屋好きのみなさんは、中央線沿線の本屋&ブックスポットのお伴に、手にしてみてはいかがでしょうか。
雑誌『き・まま』は地元(ローカル)誌ですから、どこでも買えるというわけではありません。興味を惹かれた方、ぜひ読んでみたいという方は、リュエル・スタジオのサイトに販売店リストがあがっていますので、そちらをどうぞ。