空犬通信

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ロンドン書店回りレポート 一覧【更新】

9回連続でお届けしたロンドン書店回りレポート。数日にわたっての連続更新になりましたので、あらためて、タイトルをまとめて一覧にしておきます。





今回、わずかな時間ではありましたが、ロンドンで本屋さん巡りをしてきて、ほんとうによかったと、こうしてレポートをまとめてみて、あらためて思いました。


アメリカで、昨今、独立系書店が元気らしいというのは、いくつか関連の記事を目にしていました。たとえば、最近だとこちら。「本好きが集まる新種の書店、成功のカギは?」(4/21 The Wall Street Journal)


記事には、《昨今、独立系書店は急速に増えている。米書店協会によると、2015年には1712の書店が2227店舗を展開している。この数字は5年前には1410書店で1660店舗だった》とあります。


(ちなみに、この記事、メインの話題はアメリカの書店なんですが、なぜか冒頭には《英ロンドンの書店フォイルズが店内に設置した子供向けグッズのコーナー》のキャプション付きで、Foylesの児童書売り場の写真があがっています。レポートでは文章だけで、写真はお見せできていないので、参考にご覧ください。)


ではイギリスではどうか、というと、ちょっと古い記事で、しかも電子書籍関連記事でわずかにふれられているだけではありますが、こちら、「英国の電子書籍ビジネス、2018年までに10億ポンド規模に」(2014/6/16 ITmedia eBook USER)で、《2012年に73の独立系書店が――毎週1社以上のペースで――倒産し、英国の書店数は1028にまで減少した》とあるのを目にした記憶があったので、大丈夫かなあ、と不安に思っていたのでした。


ところが、実際、現地の本屋事情(といっても、ロンドンだけで、それもごくごく一部ではありますが)を目の当たりにしてみると、予想以上の活況と充実ぶり。さらに、ロンドンにはぼくが目にしてきたもの以外にも多くのブックスポットがあることを教えてくれる、『BOOKS LOVERS' LONDON』のような本にも出会えました。まさに、うれしい驚きです。


Webの関連記事や業界紙誌で情報をふだんからきちんと追っておくのはとても大事なことだと思っていますが、でも、現地の様子、店頭の様子を実際に見ないとわからないことってたくさんあるのだなあと、そんな当たり前のことにあらためて気づかされました。


ロンドンの書店レポート、beco cafeの閉店がなければ、今回の見聞をネタにトークイベントをしてみてもよかったかもなあ、そしたら、本屋巡りに使った地図とか向こうで見つけてきた本とか、実物をいろいろ見せながら話ができたのになあと、そんなこともふと思ったりしました。



追記(12/29):イギリスの出版事情、書店事情に関しては、こんな記事があります。書き手は『世界の夢の本屋さん2』他の清水玲奈さん。清水さんはロンドンとパリを拠点に活躍されている方ですが、現地にいる方ならではの詳細なレポートになっています。拙レポートに興味を持ってくださった方は、ぜひこちらも合わせてお読みになるといいかと思います。



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