空犬通信

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リブロららぽーと富士見店の「わむぱむ」と児童文学フェアを見てきましたよ

先日、久しぶりに、埼玉県富士見市のららぽーと内にある本屋さん、リブロららぽーと富士見店を訪ねてきました。


同店のオープンは昨年4月、その月末に訪問していますから、1年近く間があいたことになります。昨年の訪問時に紹介記事を書いていますので、そちらもぜひご覧ください。こちら(お店全体のこと)こちら(わむぱむのこと)こちら(リブロ以外の本関連ショップとアクセスのこと)


今回の訪問は、同店の児童書担当、山井さんに、レイアウト変更したから棚を見に来て、児童書のフェアもやってるからそちらも見て、と声をかけてもらったのがきっかけです。我が家からだと2時間以上かかるので、ふらりと寄れるお店ではないんですが、お誘いメールから、棚の充実ぶりと楽しそうな雰囲気がたくさん伝わってきたので、駆けつけずにはいられませんでした。


同店の昨年の訪問記でくわしく紹介していますので、今回は、前回訪問時から変更になった点とフェアを中心にご紹介します。(店内写真はすべてお店の方に断って撮影したものです。写真は2月上旬の様子で、お店の様子は変わっている場合があります。)


1602リブロ富士見 フロアガイド

まずは、児童書売り場「わむぱむ」の様子から。


1602リブロ富士見 わむぱむ11602リブロ富士見 わむぱむ2

↑前回同様、お客様の写り込みを避けての撮影だったため、微妙なアングルの写真になっております……。


場所は同じですが、外側と中の棚の使い方などが変更になっています。木のおもちゃが外に出て、わむぱむは、中の棚も、外側の壁も、子どもの本だけになりました。


以前は、児童読みものの棚が、わむぱむの奥の壁側にありました。壁面を広く使った見やすい棚だったのですが、わむぱむの脇に柱があるため、その陰になってしまい、お客さんには、図鑑や読みものがどこにあるのかが一見わかりにくかったようで、問い合わせなども多かったそうです。また、わむぱむの脇にビジネス書の棚があったため、わむぱむで子どもの本を見たお客さんが、「ここから先は子どもには関係のない本のコーナーだ」と思ってしまい、その奥に足をのばしてくれないということもあったようです。


今回のレイアウト変更で、わむぱむのすぐ脇に、児童読みものの棚がきましたので、子ども向けの本を扱うエリアのまとまりがよくなり、小説・読みもの関連のまとまりがよくなり、本が探しやくなりました。


この児童書読みものの裏側には、大人向けの海外文学と、児童向けの海外文学が並んでいます。この2つは当然ジャンルとしての親和性も高く、お客さんも同じ流れで棚を眺めることができそうです。


1602リブロ富士見 海外児童読みもの棚11602リブロ富士見 海外児童読みもの棚2

↑こちらが、大人向け海外文学と児童向け海外文学が並ぶ棚。裏側が児童読みものの棚で、正面は文芸の棚(文芸も、前回訪問時から場所が変わりました)なので、自然な動線になった感じがします。担当の山井さんもお店でいちばん好きな「通り」だと言っていました。


わむぱむの外側の壁では、「東武東上線沿線絵本ランキング」フェアが開催中です。


1602リブロ富士見 東上線フェア11602リブロ富士見 東上線フェア21602リブロ富士見 東上線フェア3

↑棚の様子。右は、ランキング本それぞれにつけられたコメント。写真は1位のものです。


ちなみに、リブロはグループの「よむよむ」も合わせると、東武東上線だけで7店もあるそうです。リブロららぽーと富士見店、川越店、ピオニウォーク東松山店、東松山店、よむよむビバモール埼玉大井店、鶴ヶ島脚折店、坂戸入西店。


1602リブロ富士見 わむぱむ通信

こちらは児童書担当の山井さんが編集を手がけているリブロ児童書売り場のフリーペーパー「わむぱむ通信」。この号は「東武東上線沿線絵本ランキング」フェアの特集になっていて、ランキング入りしている本の紹介のほか、上記7店の担当者がそれぞれおすすめの本の紹介文も寄せています。裏にはどの駅にどの店があるかがわかる、沿線店の紹介も。


ちなみに、この「わむぱむ通信」、一人で作るのは大変そうだなあと思ったら、ご家族の協力も得たものなんだとか。もともとリブロ池袋本店の「わむぱむ」で発行されていたものですが、同店の営業最終日に、「わむぱむ通信」(その時点での)最終号の印刷の手伝いをしたのも山井さんのご家族なんだそうです。


店頭のフェアスペースでは、「児童文学からの階段〜海外編〜」フェアが開催中です。


1602リブロ富士見 フェア全景

↑ご覧の通り、スペースをぜいたくに使った、見応えのあるフェアになっています。


フェアは、月刊女性誌『CREA』3月号(文藝春秋)の特集「大人の少年少女文学。」に合わせたもの。雑誌特集を読んだ山井さんが、オリジナルフェアをやりたいと思い立ち、企画、実現したものだそうです。


1602リブロ富士見 フェア棚1602リブロ富士見 フェアパネル11602リブロ富士見 フェアパネル2

↑定番中の定番、古典・名作から最近のものまで、児童文学のスタンダードがずらり。面陳が多用されているので、表紙画を眺めているだけでも楽しくなります。登場人物の紹介パネルなど、ディスプレイも工夫されています。


1602リブロ富士見 フェアパネル3

↑「福音館の古典・童話シリーズ」の、こんな大きなパネルも展示されています。児童書の売り場は、全国あちこち、いろいろなところを見てきましたが、こんなパネルが使われているのは初めて見たかも。版元の担当者にいって、わざわざ出してもらったものなんだそうです。


その「福音館の古典・童話シリーズ」、写真ではちょっとわかりにくいかもしれませんが、おもしろい並べ方がされています。このシリーズ、函入り上製本なんですが、箱は、色紙にスミ(黒)1色刷のラベルを貼り付けたもので、落ち着いた、かつ洒落た装丁でいい感じなのですが、いかんせん、現在の児童書売り場の雰囲気からするとやや地味です。ところが、これ、本体の表紙が、函のラベルと違う絵柄の4色刷なので、函から出すとちょっと印象が変わるんですよね。その本体の雰囲気がわかるよう、このフェアでは、函から本体を出して、本体を面陳にしています。レギュラーの棚ではなかなかできない並べ方ですが、とても目を引くものになっていましたよ。


書影 CREA 大人の児童文学

↑こちらがフェアのきっかけになった『CREA』3月号。もちろん、同店で買ってきました。


1602リブロ富士見 フェア棚2

お隣では、海外文学のフェアも。BIBLIOPHILICのグッズが本に混じってあちこちに並べられています。


フェアや店内の様子は、同店のツイッター(@libro_jp)で、写真入りでたくさん紹介されていますので、そちらもご覧ください。このアカウントは、富士見店だけではなく、全店共通アカウントですので、他のお店の情報も入っていますから、探すのが大変かもしれませんが、たとえば、フェアについてはこちらこちらに写真入りの情報があります。


以前は、入り口近くにあった文芸コーナー。池袋本店の流れをくむ店にしては、ちょっとあっさりしているかな、などと前回の訪問記にはそんなことを書きましたが、今回、場所が変わり、海外文学については児童書との連携も含めたいい配置になったのは前述の通り。日本の文芸も、その正面にまとまり、以前よりも充実した印象を受けました。


1602リブロ富士見 文芸

↑芥川賞受賞で話題の滝口悠生さん、埼玉が地元だそうで、ご覧のように、複数の直筆POPが店頭を飾っていました。


書影 ISAW

↑同店で買ってきた本。アイオナ&ピーター・オーピー編、モーリス・センダック絵『I Saw Esau: The Schoolchild's Pocket Book』(Walker Books)。『イーソーを見た』の題でほるぷ出版から翻訳も出ていますが、これは原書。同店では洋書のバーゲンも開催中で、この本も割引になっていました。


書影 グルブ

↑今回はやはり児童書と海外文学からセレクトしたい、ということで、もう1冊は大人向けの海外文学から。エドゥアルド・メンドサ『グルブ消息不明』(東宣出版)。ツイッターには書いたんですが、この本、後日、飲み屋さんでグラスのお酒をかけてしまい、びしょ濡れに(泣)(その顛末は別途、記事にするつもりです。)



今回は、わむぱむ・海外文学・フェアを中心に紹介しましたが、リブロららぽーと富士見店は、ほかにも店内のあちこちでレイアウト変更が行われています。以前よりもさらに、本が探しやすい、使い勝手のいいお店になっているように感じました。近隣の方はもちろんですが、児童書好きの方ならば、沿線在住の方でなくても、わざわざ訪ねる価値があるように思います。リブロららぽーと富士見店、本屋好きのみなさんはぜひ訪ねてみてください。


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