空犬通信

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米アマゾンのリアル書店が数百店規模に?!【更新】

アメリカでの話ではありますが、数字だけ見ると、ぎょっとさせられるような報道が目につきました。書店に関心のある身には大変気になるニュースです。「アマゾン、書店拡大か 400店目標、米紙報道」(2/3 共同通信)。


記事の一部を引きます。《米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は2日、インターネット通販大手アマゾン・コムが書店を300〜400店開くことを目標にしていると報じた。米ショッピングモール運営会社の幹部が明らかにしたといい、米国内で展開するとみられる》。



《米ショッピングモール運営会社の幹部》というのは、出店先の関係者なんでしょうか。ロイターの報道には、情報ソースについて、《米CNBCが2日、ダウ・ジョーンズの報道として伝えた》とあり、《店舗をどこに開設するかについては報じられていない》とありました。


ふたたび共同通信の記事に戻ります。《アマゾンは2015年11月、本社を置くシアトルに同社初の書店を開店したばかり。400店に拡大すれば、米書店大手バーンズ・アンド・ノーブルの約640店に近い規模となる》。


昨年11月、シアトルにリアル書店を出店した際にも大いに話題となりました。そのとき、すでに、さらなる出店計画があることが複数の記事でふれられていましたが、それにしても300〜400という規模というのは驚きです。


記事には、《同紙は、このモール運営会社幹部がアマゾンと出店計画を協議した可能性があるとし、数百店規模の出店には何年もかかるとの見通しを示した》ともありますから、いきなり数百店規模の出店が短期間になされるわけではないようですが(当たり前ですが)、それにしても、仮に数年ごしだとしても300〜400店というのは、ちょっと日本では考えられない数字ですし、アメリカでも他のチェーンには考えられない数字でしょう。


記事で引き合いに出されている米国の最大チェーン、バーンズ・アンド・ノーブルは、この数年ずっと店舗数を減らし続けています。2013年と、ちょっと前の記事ではありますが、《今後10年間で店舗数を約3分の2程度まで減らす計画を明らかに》といった報道もありました。これで、いくと、《近い規模となる》どころか、数年以内に店舗数が逆転する可能性もありますよね。


サインインしないと読めないのですが、ウォールストリート・ジャーナルの元記事は、こちらです。あと、参考に別の記事も。「Are more bookstores in Amazon's future?」(2/2 USA Today)。


この件、もう少し詳細が知りたいところですね。続報を待ちたいと思います。



追記(2/4):この件、早速、こんな記事が出ています。「Amazonがネットではない実店舗を300〜400カ所オープンさせると報道、これにAmazonはお怒りの様相」(2/3 GIGAZINE)。


記事の一部を引きます。《この記事を含む数々の報道に対し、「AmazonのCEOでない人(non-Amazon CEO)」が怒っているとの匿名の情報が米GIZMODOの記者に届いたとのこと。その人物は記事の内容を「ミスリーディング(誤解を招く)なもの」と断罪していますが、米GIZMODOが何度も求めた公式の否定を拒否してきたとのこと。そしてさらに、この「公式の否定を拒否したこと」に対する報道について、AmazonのCEOでない人がさらに怒っている、という経緯が明らかにされています》。


誰が何を否定して、誰が何に怒っているのやら、という感じですが(苦笑)、計画自体が全否定されたわけではないようで、逆に、関係者が怒っているというのは、それなりに信憑性のある計画が、不用意に外に出てしまったことに対するものであるとも思えますね。続報を待ちたいと思います。


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