空犬通信

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年初の映画(はやっぱり特撮で)

今年最初に観る映画。ただのタイミングの問題で、何をどう観ようと別に日常生活にはなんの影響もありません。そんなことはもちろん充分にわかっているのですが、でも、ハードディスクの空きを確保するかなどと録画しておいたものから適当に選んだものを観て、それが今ひとつだったり中途半端だったりすると、なんだか、この一年の映画ライフ自体によくない影響が出そうな気までしてしまいます。映画好きとしては、やはり慎重に選びたいものですよね。


そんなわけで(ほぼ毎年そうしている気がしますが)お気に入りの観直しということになりました。で、さんざん迷ったあげく、今年はこれを選びましたよ。



2010年にワーナーでリメイクされていますが、ぼくが観たのは、そしてぼくが好きなのは、オリジナルの、1981年のデズモンド・デイヴィス監督作品。特撮は、ぼくが敬愛してやまない特撮界の神様の1人、レイ・ハリーハウゼン。



その特撮について、上にリンクしたallcinema Movie & DVD Databaseの解説には《「スター・ウォーズ」以降のSFXが氾濫している時代にあってその古色蒼然とした特撮は正直ツラい》などとひどいことが書かれていますが、何言ってんですか! そのSFX氾濫以前の特撮がすばらしいのにっ! いまの技術で作られたもの「だけ」がすばらしくて、それ以前のものはみなダメみたいな分類は、実に表層的な見方で、映画の魅力、特撮の魅力はそんな単純なものではないと思うのですよ。


主人公のペルセウスに襲いかかる巨大なサソリ、ペルセウスを宮殿で待ち受けるメデューサ、海から現れる巨大なクラーケン……レイ・ハリーハウゼンの特撮は今の目で観ても本当にすばらしくて、ぼくは何度も観返している1本です。


ところで、この『タイタンの戦い』には、ブーボーというロボットフクロウが登場します。(「ブーボー フクロウ」で検索すると画像がたくさん出てきます。)これ、動き(とくに頭部が回転するところ)といい、ピコピコ音の鳴き声を発するところといい、その鳴き声というかことばの内容がわかる人にしかわからないところといい、なんだかスターウォーズのドロイド、R2-D2を思わせるなあ、ということに、何度も観ているくせに今さらながら気づきました。公開はもちろん『スター・ウォーズ』のほうが先なんですが、これらの影響関係(どっちが先で、どっちがどっちに影響を与えたのか)について、誰か調べたり指摘したりしているのかなあ、などと思いました。


というわけで、特撮好きが年初に観る映画は、やっぱり特撮ものがいちばん、ってことで。そういえば、昨年だか一昨年だかのお正月も、レイ・ハリーハウゼンの映画(そのときは『シンドバッド黄金の航海』でした)を最初に観た気がするなあ。


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