空犬通信

本・本屋好きが、買った本、読んだ本、気になる本・本屋さんを紹介するサイトです。

読書の傍らに

常に、必ず、そうしているというわけではないのだが、本を読むときには、傍らに小さな手帖を用意しておく。


ローディアのはぎ取り式のものを使うことが多いが、文庫判やA5判の帳面のこともある。この小文や、先にblogにアップした梅崎春生の随筆に関する駄文もそのようにして、喫茶店での読書中に書き留めたものを後で「清書」することで作成された。


本を読んでいると、いろいろと書き留めておきたくなることがある。たとえば。わからないことばが出てきたり。気になる一節が出てきたり。blogのネタに使えそうな表現に出会ったり。本の内容から連想が働いたり。本に出て来た本が読みたくなったり。そうしたものを書き留めておく。というか、書き留めておかないと、たいていそのまま忘れてしまい、後で駄文書きに役立てたりすることができない。



あるとき、たまりにたまった本を少し整理しようと、古本屋さんに引き取ってもらう本をより分けた。本の状態が大丈夫か、中に何か挟んだままにしていたりしていないかを確かめてから引き取りに出すようにしている。だから、この整理段階で、本に挟まっていたものがいろいろ見つかったりする。


ある本の中から、喫茶店で書いたのであろうメモが出てきた(珈琲のものと思われるしみがついていることで、それと知れた)。何やら、やくたいもないことが書いてある。今回は、このようにして無事に(?)発見されたが、気づかずに、そのまま古本屋さんに渡ってしまったことも、もしかしたら、その先の次の読み手に渡ってしまったこともあるのだろう、きっと。


別に、メモにも本にも署名をしているわけではないから、どこの誰が書いたものと知れるわけではない。ないのだけれど、なんというか、たいそうはずかしいことである。


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