福岡のブックイベント「ブックオカ」。毎回もりだくさんなイベントやすてきなオリジナルブックカバーで、本好きを楽しませてくれていますが、今年でなんと10回目。この10年といえば、不況だ不況だと、そんなことばかり言われてきた10年ですからね。そんななか、10年の長きにわたって、この規模、このクオリティで続けてくることができたというのは本当にすごいことだと思います。関係者のみなさま、10周年、おめでとうございます。

↑「ブックオカ」の冊子(左)。会期中に開催されるイベントの詳細がまとまっているほか、地図も載っていますから、まずはこの冊子を入手するのがいいでしょう。右は「ブックオカ婦人部」発行のペーパー「読婦の共」創刊1号。
「ブックオカ」は毎年特製ブックカバーを作成。錚々たるイラストレーター・絵本作家らが絵を寄せているほか、著名作家の直筆原稿をあしらった年もありました。毎年これを楽しみにしているという人も多いでしょう。

↑こちらが今年のブックカバー。今年の絵は野見山暁治さん。今回もとてもすてきな仕上がりになっていますよ。
「ブックオカ」の冊子やブックカバーは、少し余分にいただいています。西荻窪のブックカフェ、beco cafeでの本屋関連イベントで紹介し、希望者の方に差し上げたいと思います。福岡には行けないけど、冊子やブックカバーは見てみたい、欲しいという方は、ぜひbeco cafeでチェックしてみてください。
「ブックオカ」はすでに、10/20に始まっています。11/22まで。会期中には、たくさんのイベントが開催されます。くわしくは公式サイトやツイッターBOOKUOKA(ブックオカ) @bookuokaで確認してください。
過去、3年ほど続けて通ったブックオカ。福岡には、イベントのときに知り合った仲良しもたくさんいますし、好きな本屋さんも複数ありますし、食べ物もおいしいし、関係するフリペを書店フリペ展で取り上げてもらったり、『本屋図鑑』のときにイベントに呼んでもらったりなど個人的な縁もあるしで、10周年のお祝いに駆けつけたいのはやまやまなんですが、今年はちょっと難しそう……(泣)。遠く、東京から応援したいと思います。