空犬通信

本・本屋好きが、買った本、読んだ本、気になる本・本屋さんを紹介するサイトです。

ブロントサウルス、羽毛恐竜、恐竜映画……夏休みにぴったりの恐竜本たち

8月といえば夏休み。なので、夏休みっぽい本を続けて読んでいます。



恐竜本2種


『恐竜は滅んでいない』は、帯の文言「あの頃の図鑑とはこんなに違う!」に惹かれて手にとったもの。版元の内容紹介を引きます。《いまや恐竜研究の最先端となった日本。その最前線に立つ気鋭の恐竜学者が、進化する科学的分析の結果明らかになった恐竜の驚くべき生態を紹介。「鳥類は恐竜の子孫だった」など世界が変わって見える事実が満載!》


恐竜をめぐるいろいろの、どこがどう変わったのか、何がどう新しくなったのかがコンパクトにまとまっていて、元図鑑少年にもわかりやすい1冊でした。


『愛しのブロントサウルス』は、オールド恐竜好きなら書名だけでぐっときそう。まさに「こういう恐竜本を読みたかったんだ!」という1冊。先の新書とテーマや内容は重なりますが、子どもの頃に眺めていた図鑑に載っていたのと最近の恐竜がすっかり変わってしまってついていけなくなってしまっている元図鑑少年たちにぴったりの本でしょう。版元の内容紹介を引きます。《化石が明かす体の色、骨から推定する声、T・レックスを蝕む病気……慣れ親しんだ恐竜のイメージをぶち壊す新発見により、恐竜はもっとおもしろい生きものになって帰ってきた》。



こちらも、帯の文言がいいんですよね。「あなたの好きな恐竜はもういない?!」 あとプロローグ「僕の恐竜ライフ」もいいので、やや高めの値段に迷ったら、まずはプロローグを読んでみてください。


あと、書評も出ていますから、それらを先にあたるのもいいでしょう。《恐竜研究の歴史と最先端の現状を学ぶことができる充実の一冊。しかも巻末の「訳者あとがき」には、読者ばかりか著者もびっくりの嬉しいどんでん返しが待ち受けていますよ》という、宮部みゆきさんによる書評、「恐竜研究の歴史と今」(8/10 読売新聞)を読んだら、きっと手にしたくなるはず。


ここ数年、気になる恐竜本が文庫や新書でほかにもいろいろ出ているので、(気分が)「夏休み」のうちに、続けて、これらにも挑戦しようと思っています。


  • 小林快次・土屋健『ティラノサウルスはすごい』(文春新書)
  • ピーター・D. ウォード『恐竜はなぜ鳥に進化したのか 絶滅も進化も酸素濃度が決めた』(文春文庫)
  • 小林快次『恐竜時代I――起源から巨大化へ』(岩波ジュニア新書)
  • 犬塚則久『恐竜の骨をよむ 古脊椎動物学の世界』(講談社学術文庫)

ティラノサウルスはすごい

雑誌・ムックにも、恐竜関係が目につきます。



恐竜雑誌3種


『BIRDER(バーダー)』の特集は「最新 羽毛恐竜ガイド 恐竜はどこまで鳥で、鳥はどこまで恐竜か?」。同誌は野鳥好き向けの雑誌ですが、いまや野鳥と恐竜には線引きがなくなりましたからね。図版もたっぷりの読み応えのある特集で、勉強になりました。小林快次さんも寄稿しています。


『映画秘宝』の特集は「恐竜VS巨人」(笑)。この夏の話題作をまとめて特集にしちゃえ、ということで(笑)。どっちもでっかいしね。恐竜映画特集は、同時期発売のムックがあるせいか、ページ数が少ないのがちょっと残念。


『もっと! ふしぎのサイエンス』は、本誌のほうは恐竜を含む古生物のネタが満載。子ども向けですが、大人が読んでも楽しいです。今回これを入手したのは付録目当て。というのも、付録が「アノマロカリス フィギュア発掘セット」なんですよ! 化石風の石をけずって、アノマロカリスのフィギュア(!)を掘り出すって、何それ! 楽しそうすぎる! 夏休み気分全開の付録です。これは買うでしょう。ねえ。


そんなわけで、毎日、気分だけは夏休み全開で過ごしている空犬の最近の恐竜読書でした。ちなみに、これはもう観たのか、って? もちろんですとも。映画『ジュラシック・ワールド』


観たも何も、初日に観にいきましたよ。どんだけ恐竜映画好きなんだ、って話ですが(苦笑)。まだの方にはぜひ観にいってほしいので、ここでは内容紹介も感想も控えますが、とにかくあなたが恐竜好きなら、DVDだのTV放映だのを待たずに、必ず劇場で、それも大きめのスクリーンで、音響のいい館で観ることを強くおすすめします。ちなみに、ぼくが行ったのは、平日の夜、最後の回だったので残念ながら子どもたちの姿はなかったんですが(この手の映画はちびっ子たちに囲まれているほうが楽しい気がする)、場内に独り観の女性客がけっこういたのが意外でした。


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コメント

息子たちが幼かった頃

空犬さん、こちらでもこんばんは。
息子たちが幼かった頃(10年以上前)、夏休みには
近くの昆虫館と、隣県の福井県立恐竜博物館に、
必ず一回は行ってました。
男の子は昆虫や恐竜が好きなので、
夏休み工作は折り紙でそれらを作ってジオラマにしたり、
図鑑で名前を覚えたり、
親も一緒になって楽しんだものでした。
先日行った紀伊國屋グランフロント店恐竜コーナーでも見入ってました。

「ジュラシックパーク」「ダイナソー」もスクリーンで観たし、
「ジュラシックワールド」も絶対スクリーンで!
来月少し時間ができるので、楽しみにしているところです☆

  • 2015/08/29(土) 19:41:12 |
  • URL |
  • みこ #nLnvUwLc
  • [ 編集 ]

恐竜

みこさん>

福井県立恐竜博物館は一度行ってみたいと思いながら
なかなか機会を作れずにいます。東京在住の身には
気軽に訪問するには、アクセスがちょっと、という
感じなんですよねえ(苦笑)。

『ジュラシック・ワールド』はぜひ、本文中に書いた
通り、映画館で、大きいスクリーンで楽しんで
ください。

  • 2015/08/29(土) 21:47:16 |
  • URL |
  • 空犬太郎 #-
  • [ 編集 ]

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