空犬通信

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話題の新店、新宿のSTORY STORYを見てきましたよ

4/24にオープンした話題の新店、STORY STORYを見てきました。児童書売り場を中心に、同店の様子を簡単に紹介します。取材にあたっては、有隣堂の企画・開発・特命ご担当の瀧口さんと、児童書ご担当の山田さんに話を聞かせていただきました。(店内写真はすべてお店の方に断って撮影したものです。写真は4/25の様子で、お店の様子は変わっている場合があります。)


STORY STORYは、有隣堂による書店・カフェ・雑貨販売の複合型店舗。東京・新宿の小田急百貨店内、三省堂書店新宿西口店の跡地にできたお店で、広さは約220坪。


150425 STORY STORY 入り口

↑お店の正面。目を引くデザインになっています。



150425 STORY STORY チラシ150425 STORY STORY フロアガイド

↑お店のチラシ。「『私』、編集空間。」とあります。中にはフロアガイドも。後述する児童書コーナーやカフェスペースが広めにとられているのがわかります。


すでに以前の記事、こちらこちらでふれていますが、同店は各種メディアでたくさん取り上げられていて、なかには写真をたくさん使ったレポートもありますので、くわしくはそれらをご覧ください。今回写真でご紹介するのは、児童書売り場のみとします。


同店の児童書売り場には「Do!Kids」という名称がついています。レジが別になったり、スペースが区切られたりしているわけではないのですが、リブロの「わむぱむ」のような、店内でゆるやかに分けられたスペースになっているようです。サイトでは、《親子で夢を見られる場所――「親子のきずなを深める」「毎日をここで過ごす」「そんな日々が思い出になる」。知育玩具や絵本・雑貨を取り揃えた有隣堂のミニショップ》と説明されています。ちなみに、「Do!kids」は《東京都初進出》とのことです。


150425 STORY STORY 児童書売り場 2150425 STORY STORY 児童書売り場 台1150425 STORY STORY 児童書売り場 3

↑児童書売り場「Do!kids」の様子。特徴的な形状の台と柱を使った書棚が目を引きます。白木を使った什器で統一されていて、奥には窓もあるため、この一角はとても明るい空間になっています。この写真だけだと在庫点数が少ないように見えてしまいますが、写真には写っていないだけで、壁側には通常の棚もあり、そちらにも児童書が並んでいます。


左の写真で、柱の右側、テーブルとイスが並んでいるところは、イベントなどに使われるスペースです。児童書関連のイベントはこちらで行われるようです。ぼくが訪問したときは、「4/25(土) 絵本のカバーで「手作りエコぶくろ」を作ろう!」が開催中でした。こちらのページにイベントの案内があがっています。


150425 STORY STORY 書皮150425 STORY STORY しおり

↑STORY STORYの書皮。有隣堂と言えば複数の色をそろえた書皮も人気ですが、そちらの用意もあるようです。右は、オープン記念ノベルティ「オリジナル革製しおり」。革製のしっかりした造りのもので、STORY STORYのロゴが型押しで入っています。


併設されているカフェにも寄ってきました。カフェは68席と大きめのスペースがとられています。窓側の席からは新宿西口側の風景が見渡せる、明るい空間になっていました。


《カフェをご利用のお客様は、書籍売場の購入前の本(一部を除く)を自由にご覧頂くことができます》とのことですが、持ち込みには冊数制限があり、一部、持ち込みができない商品もあるようです。店内には電子書籍端末「楽天kobo」が常設されていて、自由に閲覧できるようになっていますが、《ご覧頂けるコンテンツに制限がございます》とのことです。


150425 STORY STORY カフェ150425 STORY STORY 紙ナプキン

↑窓ぎわのカウンターはこんな感じ。紙ナプキンにもSTORY STORYのロゴが入っていました。


お店の方にうかがったところ、このカフェはイベントにも使われることがあるようです。飲食のできる、このサイズのイベントスペースが確保されているのは、書店にとってはかなり大きなメリットになりそうですね。閉店時間が21時と早めではありますが、お酒を飲みながら楽しめるようなイベントにも期待ができそうです。



さて、訪問してみての印象ですが、百貨店のお客さんが利用しやすいお店というだけでなく、わざわざ百貨店の上にあがって利用するお客さんも出てきそうな、会社帰りや買い物ついでに寄りたくなるお店になっているのではないかと感じました。


各種メディアで報じられている通り、同店は、有隣堂が楽天とリーディングスタイルとの協業で立ち上げたお店。リーディングスタイルが関わっているということで、店内のあちこち、とくに雑貨のセレクトや「BIRTHDAY BUNKO」などのフェアには、リーディングスタイル色が強く出ていましたし、先日の記事で紹介した、同じくリーディングスタイルが手がけた、ららぽーと富士見のBOWLとの共通点も多く見られました。


ただ、リブロとの棲み分けが意識されたセレクトショップのBOWLと違って、こちらは、あくまで一般の新刊書店です。BOWLにはなかった、ふつうの雑誌やコミック、児童書などにもきちんと棚が割かれています。お店のとくに入り口側は、フェアや雑貨などが中心の展開になっているため、一見セレクトショップ感が強いのですが、真ん中から奥はいい意味でふつうの本屋さんという感じになっています。百貨店の上層階ということで、女性がターゲットの中心なのでしょう、雑貨や本の配置はあきらかに女性シフトになっていましたが、男性向けのものもないわけではなく、バランスの考えられた品揃えになっているように感じました。


開店予告の報道などを見ていたときは、新宿の書店跡地に書店ができる、それも有隣堂の新ブランドのお店ができると聞いて、楽しみにはしていたのですが、一方で、中年男性の利用しづらいお洒落に走ったお店でないといいなあ、という不安もありました。実際に訪問してみて、それが杞憂であったことがわかりました。雑貨に力を入れたブックカフェということで、もっと本の少ないお店なのかと勝手に想像していたので、そこは予想と違ったというか、ある意味、ほっとさせられもしました。


というわけで、新宿の西口側にできた新しい本屋さん。わざわざ百貨店の上層階に足をのばす価値のあるお店だと思います。ぜひ訪ねてみてください。



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