空犬通信

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リブロの新店、ららぽーと富士見店を見てきましたよ その3(リブロ以外の本関連ショップ)

リブロららぽーと富士見店のレポートは以上なんですが、らぽーと富士見内には、いくつか本関連のショップがありましたので、それらについても簡単にふれておきたいと思います。


まずは、リブロと同じ1階にある複合店「BOWL」。同店については、日本紙パルプ商事株式会社「リーディングポートJPによる複合書店「BOWL(ボウル)」オープンについて」というリリースを出しています。《日本紙パルプ商事株式会社が新たに設立した、株式会社リーディングポートJPは、この度、書籍・雑貨販売、カフェを複合した書店の一号店となる「BOWL(ボウル)」を、2015年春開業の「ららぽーと富士見」(埼玉県富士見市)にオープンいたします》。



《同一テーマの本と雑貨を同じ棚に陳列したり、購入前の本をカフェスペースで軽食と共に試読いただくなど、既存の書店のスタイルにとらわれない取り組みで、訪れた方が本をじっくり選べる新しい形態の書店です。また、カフェスペースにつきましては、サイン会、トークショウ等のイベント会場としての貸し出しも予定しております》とリリースでは説明されています。


業界紙の記事には《大阪屋の関係会社、リーディングスタイルが店舗運営を代行する》とありました(4/10 新文化)。リーディングスタイルは大阪屋の子会社で、KITTEのマルノウチリーディングを、そして最近では新宿の小田急百貨店内にできた書籍・雑貨・カフェの複合型店舗として話題を呼んでいる「STORY STORY」を協業で立ち上げた会社でもあります。

150425 BOWL 入り口150425 BOWL 入り口 カフェ150425 BOWL 入り口3

↑入り口。目を引く感じのデザインになっています。入り口は左が書籍・雑貨、右がカフェと分かれていますが、店内でも行き来できるようになっていました。


BOWLは、もっとカフェがメインのお店なのかと勝手に想像していたんですが、思ったよりもずっと本が多くて、しっかりと本屋さんしていたのでちょっと驚きました。マルノウチリーディングやあべののスタンダードブックストアを思わせるような感じのセレクトだと言えば、本屋さん、とくにセレクト系の本屋さんが好きな方には雰囲気が伝わるでしょうか。「BIRTHDAY BUNKO」など、店によっては共通で展開されているものもあります。(ちなみに、この日、新宿のSTORY STORYも訪ねたのですが、当然ながら、そちらとも多くの共通点がありました。別途、記事にまとめます。)


店内の中央に、ちょっとおもしろい形状の棚があり、棚板に「私という孤独」(すみません、こんな感じ、ということで、メモをとったり撮影したりしていないので、うろ覚えです)のような文言が直接記されていました。松丸本舗風、ですね。


同じ新刊書籍を扱っているとはいえ、リブロとは、コンセプトがまったく違いますし、実際、店内のお客さんの感じを見ても、リブロにはない本がたくさん並んでいましたので、競合というよりは相互補完的な関係で共存できそうです。


150425 BOWL 書皮150425 BOWL ビニール

時間に余裕があったので、けっこう長く滞在して、店内を丁寧に見て回ったんですが、ちょっと気になったことがあったので書いておきます。前述の通り、本や雑貨を置いているスペースとカフェスペースは壁で仕切られているのですが、食事ができるまで本屋スペースで本を見ている人も多いのでしょう、出入り口があって、店内で行き来ができるようになっていました。食事ができると「何番の番号札をお持ちのお客様」とマイクのアナウンスが流れるのですが、その音量が大きすぎて、流れるたびにびっくりしてしまいました。店内には半時間ほどいましたが、その間に、何度も何度もこのアナウンスがあるので、最後のほうはさすがにいらいらしてきました。店内にはおしゃれなBGMが控え目な音量で流れているのに、これではせっかくの雰囲気作りも台無しではないかなあ、という感じがちょっとしてしまいました。


館内で「書店」をうたっているのは、リブロとBOWLだけですが、ほかにも本を置いているショップがいくつかありました。2階にある「小学館キャラパーク」は、名前そのままのショップで、コロコロ、サンデー、ちゃおなど児童向けコミック誌掲載作品の関連グッズがメインに扱われていました。棚も少しあり、量こそ多くはないですが、コミックの一部が並んでいました。店頭には大きなジバニャンの人形(ぬいぐるみ?)がいて、前を歩く子どもたちの関心を引きまくっていました。


150425 小学館キャラパーク

同じく2階にあるアカチャンホンポにも、児童書と実用書の一部が並んでいました。0〜3歳向けの絵本が、年齢別プレート付きの棚で対象別に分けて陳列されていました。赤ちゃん・子ども用品のショップで扱われている本は、音の出るものや布製のものなど、おもちゃ感覚に近いものに限られているケースも多いのですが、同店には、いわゆる絵本らしい絵本も置いてありました。近くにはママ向けの生活実用書や知育玩具、子ども文具なども並んでいました。


リブロ・BOWLと同じフロアには島村楽器があります。広めのお店で、楽譜・音楽書の棚もたっぷりとスペースがとられ、在庫点数も多めでした。同じフロアにはHMVもありますが、こちらは音楽書・音楽雑誌はごくごくわずか。


1階の正面入り口近くには、大きめのスーパー、ヤオコーが入っています。そちらの店内にも、本の並んでいる棚があると聞いて、のぞいてみました。混んでいたので、正確な本数は数えてきませんでしたが、棚数本分のスペースがありました。スーパーの中、とくにレジ周りでよく見かける、雑誌のラックとはまったく別物の、食などのテーマ別に雑貨と関連書籍を組み合わせた、ちゃんとした(という言い方も変ですが)本の棚になっていました。セレクトの仕方や雰囲気がBOWLの感じに似ているなあ、と思ったら、柱には「Produced by Reading Style」の文字がありました。


というわけで、本好きの方は、リブロをチェックされる際には、BOWLはもちろんとして、それ以外の関連ショップも併せてチェックされるといいかもしれません。


ららぽーとへのアクセスについては、サイトにくわしい案内がありますが、同店に行ってみたいという方のために、最後に、アクセスについて少しだけ補足しておきます。


最寄り駅は東武東上線の鶴瀬駅で、東口からバスが出ています。ただ、けっこう混んでいるようで、時間帯によっては、1回で乗れない場合があるようです。また、ぼくが行ったときは大丈夫だったんですが、途中、渋滞で時間がかかることもけっこうあるようです。終点、ららぽーとの入り口の前に、市役所前というバス停にも止まりますが、渋滞がひどいときは、この1つ手前のバス停から終点まで、通常なら1分程度のところを、10分以上かかったりすることがあるようです。(1つ前のバス停からも歩けるので、混んでいる場合はこちらで降りるといいそうです。)


帰りのバスがこれまた混み合います。鶴瀬駅行きのは、午後、帰る人が増える時間帯は、大変な行列でした。1台見送るぐらいでは乗り切れないこともあるようです。東上線の一つ隣駅、池袋方面からは一つ先にあたるふじみ野駅行きのバスも出ていて、こちらは鶴瀬より遠いせいか、空いていました。時間はかかりますが(といっても、15分ほど)、こちらの駅は準急快速と急行が止まりますから、バスの混み具合によってはこちらを利用する手もあるでしょう(ぼくも帰りはこちらを使いました)


ちなみに、鶴瀬からは徒歩でも行けますので、実際に、歩いている人もけっこういたようですが、大人の足で20分強の道のりのようです(駅から正面入り口まで、です。リブロなど、施設内で奥のほうにあるショップが目当ての場合は、そこまでの徒歩もあることもお忘れなく)。途中、あまり散策が楽しい道でもないと聞きますので(地図アプリを見ると、途中に文教堂書店があるようです)、暑い日や天気がよくない日、また帰り、日が落ちてからの時間帯や、買い物で荷物が増えてしまった場合だと、厳しいかもしれませんね。


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