空犬通信

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米出版社の「子どもと家庭の読書に関する報告書」が

図書館関連の情報がまとまっていてとても便利なポータルサイト、カレントアウェアネス・ポータル(サイトでは《図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです》と説明されています)にこんな記事がありました。



日本でもよく知られている米国の児童書出版社、スカラスティックによる子どもの読書関連調査の紹介です。記事を引きます。《児童向けの出版・教育などを手掛ける米国のScholastic社が、 子どもとその保護者を対象とした、読書に関する調査報告書 “Kids & Family Reading Report”を公表しました》。


レポートはこのような内容だそうです。《0歳から5歳の子どもの保護者506人、6歳から17歳の子ども1026人とその保護者を対象として、2014年8月29日から9月10日にかけて行われた調査の報告書とのことです。子どもと読書の状況、家庭での読み聞かせ、学校での読書、子どもが図書に求めるもの等の項目で、調査結果がまとめられています》。


読書調査は、毎日新聞の全国学校図書館協議会と毎日新聞が共同で行っている「学校読書調査」など、日本にも類似のものはありますが、この記事で紹介されているスカラスティックのものは、児童と保護者の両方が対象で、1000超と母数も大きく、調査レポート自体も非常に見やすくまとまっています。



書店の児童書・教育書などのご担当の方、図書館関係者、児童書・教育書関連の出版関係者の方には、いろいろ参考になるでしょうし、また、幼児から小中高の子どもがいる方にも得るところが大きそうそうです。


子どもの本に興味のある方はのぞいてみてはいかがでしょうか。レポートはこちら(レポートは英文で、100頁超と一見分量もありそうに見えますが、専門用語などが出てくる難しいものではなく、平易な英語でビジュアルが多いので、比較的簡単に読めると思います。)こちらからPDFがダウンロードできます。(過去のものもあがっています。)


アンケートで得られたものなのでしょう、子どもたちのかわいい声(保護者のものもあります)が、関連する統計の脇にときどき添えられているので、情報として有益なだけでなく、読んでいて楽しいものにもなっています。たとえば、「家庭での読み聞かせ」の章には、こんな声が載っています(訳は空犬による超適当訳)


《“My mom doesn’t read to me anymore, but when she reads to my little brother, sometimes I read alongside because I like the books.”—9-year-old boy, NJ》(ママはぼくにはもう読み聞かせをしてくれないけど、弟にはするから、ときどき横に座って本を読むんだ。ママが弟に読む本が好きだから。9歳の男の子)


《“It was nice to be close to my mom or dad when they read to me. It made me want to know what was to come. I still listen when they read to my little brothers.” —14-year-old girl, FL》(読み聞かせをしてくれるときに、ママやパパにくっついてるのってよかった。次にどんなのが出てくるか知りたくなった。ママとパパが弟たちに読み聞かせをするときは今でも聞いてる。14歳の女の子)


子どもたちの声を拾って読むだけでも楽しいかもしれませんね。


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