空犬通信

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渋谷に新刊書店の路面店が……紀伊國屋書店西武渋谷店オープン

先日、紀伊國屋書店西武渋谷店を、オープン初日に訪ねてきました。まずは関係者のみなさま、オープン、おめでとうございます。


141212 紀伊國屋西武渋谷 正面入り口

↑こちらが公園通り側の正面入り口。


141212 紀伊國屋西武渋谷 サイド入り口141212 紀伊國屋西武渋谷 サイド入り口2

↑こちらは間坂(「まさか」。井の頭通りから公園通りに抜ける、ロフトの脇の坂。名前がついているなんて知りませんでした)側の入り口。併設のカフェが見えます。


紀伊國屋書店西武渋谷店、場所は、西武渋谷店パーキング館(というのだそうです)の1階でワンフロア。170坪。ふらりと寄るには、このサイズの路面店というのは使いやすくていいですね。


初日の店内の様子ですが、平日午後の時間帯としてはけっこうお客さんが入っているように見えました。お店には、井の頭通りのLOFTのほうから行ったんですが、わかりやすく案内が出ているせいか、通行客にも新しい書店の存在が認知されているようでした。


141212 紀伊國屋西武渋谷 案内LOFT141212 紀伊國屋西武渋谷 案内

↑井の頭通りのほうから向かうと、LOFTの脇にこのような大きめの案内が出ているのが目に入ります。右は、お店がブック&カフェであることを示す案内。


店内は、通路に余裕がもたせてあり、本もそれほどぎっしり詰め込んだ感じではないのでしょうか、実際のサイズよりも広く見えます。ただ、店内にも段差がありますし、フロアの形状は割に複雑。元はアパレルが入っていた場所ということで、天井は、場所によってはダクトなどがむき出しで、それが、書棚のすぐ上にあったりします。書店としては、すごく使いやすいスペースというわけではなかったのかもしれませんが、配置の妙か、店内は回遊しやすいように工夫されています。


品揃えについて《特徴は、芸術書、音楽書、写真集などの芸術分野を充実》《時代の先端を捉えた雑誌や芸術詩、音楽誌を強化》《外国人に人気があるコミックを充実》といった文言が複数の報道で目につきました。この日、ざっと店内を見たところ、雑誌コーナーの通路中央で展開されていた洋雑誌バーゲンは目につきましたが、とくに、前述のジャンルが突出して充実している感じや、関連のフェアが目立つような感じは、正直なところ受けませんでした。紀伊國屋らしい手堅い品揃えで、これといった漏れは目につかないものの、印象に残るところもまだそれほどない、という感じです。


ただ、本来、棚というのは、お客さんとのやりとりのなかで作られていくものだと思います。その意味では、土日をまだ一度も経験していないような、開店半日ほどの初日の印象で何かを判断したりすべきではありませんし、お店のみなさんにとってもそのような評価や感想は本意ではないでしょう。街のお客さんに合わせて、これから、報道にあるような路線強化が行われていくのでしょう。3か月後、半年後ぐらいにいけば印象が変わっているはずで、むしろ、そのころにあらためて拝見するのが楽しみな感じを受けました。



ちょうど他店から応援に来ていたという知り合いに会えたので、西武渋谷店のスタッフの竹田さんを紹介していただき、お店についていろいろ話を聞かせていただきました。この日はお会いできなかったのですが、店長の片山さんはなんと29歳の若さ。こういう大事な立地のお店を若手にまかせるあたりに、紀伊國屋書店の力の入れようがうかがえますね。


あと、これは、お店の品揃えや雰囲気とはまったく関係のないことなんですが、一応ふれておきます。店内を何度かぐるぐると回ってみて、お店を回していくうえで難しそうだな、と思ったのは、先にもふれたフロア形状と開口部の多さ。


入り口としてメインに使われるのは、冒頭の写真に示した公園通り沿いの正面とLOFT脇の入り口の2か所で、さらに、LOFTの中から直接入れる入り口があります。この他に、さらに2か所、入り口というか通路がありました。しかも、どちらも、外部との境界ぎりぎりまで棚があります。また、店内には段差があり、レジから店内全体を見渡すことはできません。このような形状のお店を限られた数のスタッフでどう切り回していくか。お店の工夫のしどころでしょう。


141212 紀伊國屋西武渋谷 書皮

↑ブックカバー(書皮)。いつもの紀伊國屋書店のとは違うデザインで、店名と開店日が入っていて、ちょっと質感のある紙が使われています。これがレギュラーのものなのか、オープン記念など期間限定のものなのかはわかりませんが、なかなかいい感じです。


141212 紀伊國屋西武渋谷 特典

↑オープン当日の先着記念ということなんでしょうか。買い物をしたら、こんなブックカバーがもらえました。おなじみの紀伊國屋書店のブックカバーのデザインの、ビニール製文庫サイズカバー。これはいいですね。ふだんお店を利用している人にとっては、うれしいプレゼントなのではないでしょうか。


以上、初日の印象でした。くどいようですが、本来、オープン直後のお店の様子を云々すべきではないと思っています。ですので、これはほんとに印象程度のものだと思っていただき、興味をお持ちの方は、ぜひご自分の目で実際のお店の様子をたしかめていただければと思います。


店内の撮影はしませんでしたし、各ジャンルの棚の様子にもふれていませんので、参考に、同店の開店を伝える報道をいくつかあげておきます。店内の様子が写真で見られる記事もありますので、合わせてこれらもご覧ください。



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