ちょっと早めの忘年会……いや、さすがに早過ぎますか。それはともかく。来月、こんなイベントを開催することになりました。
- 出版飲み会サミット 2014
日時：11月14日（金）OPEN 19:30 START 20:00（〜23:00）
場所：阿佐ヶ谷ロフトA（東京・阿佐ヶ谷）
会費：2500円（２ドリンク＋軽食）＊WEB予約制
幹事：空犬、ハマザキカク
イベント、というか、飲み会ですね。
出版・書店業界にはいろいろな飲み会・集まりが存在します。地域別だったり、会社単位だったり、趣味がベースだったり、内輪向けだったり外部参加可だったり、規模や内容もさまざま。しかしながら、そうした飲み会同士の「横の」つながりは意外と希薄です。お互い「何となく聞いたことがある」「ツイッターで目にしたことがある」というぐらいの認識だったりことがほとんどでしょう。よく知らないばかりに、下手すると、妙なライバル意識（？）を抱いてしまっている、なんてことまであるかもしれません。
一方、どの会にも参加したことがない人にしてみれば、誘われないかぎり、どのように輪に入ったらいいのかもわかりません。なんだかなあ、という気分でいらっしゃる方もいるかもしれません。本来はどの集まりも排他的なものではないのに、なんだかそのようなものだと思われてしまっていることがあったら、残念ですよね。
ぼく自身もいくつも企画・取材を手がけてきましたが、出版・書店関連のトークイベントなどの後には、飲み会（交流会）が開催されることが少なくありません。ただ、トーク終了後の会は時間が遅くなりますから、遠方の方はなかなか参加できません。また、時間もかぎられているため、「交流会」といいながらも実際には、出演者と参加者、参加者同士がなかなか交流ができないことも多いようです。はたまた、イベントには興味がないけれど、その後の交流会、飲み会には参加したい、などという意見もときどき耳にします。
ならば。最初から、その「交流会」がメインの会があってもいいのでは。余計（イベントの企画者がこう書くのもなんですが；笑）なトークや催し物はなしにして、最初からイベント自体が２次会のノリの集まりにすればいいのでは。単独で企画するよりも、出版・書店業界内のあちこちに存在するいろいろな集まり・飲み会の垣根を取りはらい、出版・書店業界合同飲み会にするのがいいのでは。そんなふうに考えて、お互いの親睦を深めることができ、まだこの業界で知り合いが少ない人たちも歓迎できるような、そんな会を開催することにしました。
その名も「出版飲み会サミット」。ハマザキカクさんと一緒に企画したものなので、ほんとは、もっとおもしろい名称にしたかったのですが、現時点ではこんな感じになりました。もしかしたら、当日のノリで、名称が変更になるかもしれません（笑）。
現段階で参加を表明してくれている団体は以下の通りです（五十音順）：
- 朝日出版社酒部
- 吉祥寺書店員の会「吉っ読」
- でるべんの会
- どむか
- 白水社カレー部
- 町本会（町には本屋さんが必要です会議）
いずれも本の世界に関わっている人なら、または、一般の方でも本好き本屋好きの方はら耳にしたことがあるのではないかと思われる団体です。この後も、さらに増える可能性があります。これらの会の幹事や代表者はもちろん、主要メンバーの多くが参加する予定です。
この「出版飲み会サミット」はもちろん、こうした団体（といっても、上記のなかにも、ほぼ一人で活動しているみたいな会もあるんですが；笑）だけの会ではありません。個人の方の参加、どの会とつながりがない方の参加も大歓迎です。というか、そのような方々にこそ来ていただきたいと思っています。ちなみに、個人単位では、ハマザキカクさんと空犬が以前に「Twitter出版速報四天王」のイベントでご一緒したお二人も参加表明してくださっています。
我々の内輪の知り合いで埋めることなく、できるだけいろいろな方にご参加いただきたいという思いから、予約制とさせていただきました。ただの飲み会に大げさなと思われるかもしれませんが、ご理解いただけますよう、お願いいたします。各飲み会団体のメンバーだけでそれなりの人数になっていますので、入場できる人数に限りがあります。予約は、阿佐ヶ谷ロフトのWebサイトにて所属とお名前を入力する完全予約制のシステムになっております。予約はどうぞお早めにお願いします。
「出版飲み会サミット」は、目的が参加者同士の交流にあります。立食ではなく席は用意しますが、席は固定とせず、あちこちを移動できるようなかたちを考えています。交流がしやすいよう、会場では名札の着用を予定しています。参加くださる方は、名刺を必ずご持参ください。
名刺以外にも、出版関係の方はご自分の関係している本のチラシや目録、書店の方は自店のフリーペーパーやイベントの案内など、当日、会場で配布したい、他の方に知ってもらいたいというものがありましたら、ご自由にお持ちください。ただし、配布は、主催者・お店の側ではお引き受けできませんので、残部の持ち帰りなども含め、ご自身の責任でお願いできればと思います。
手がけられた本など、自己紹介代わりになるようなものがあると話ももりあがりそうです。また、これは希望者の方のみですが、会場の阿佐ヶ谷LOFTには、ステージがありますので、マイクを使ってステージ上で1分程度の自己紹介タイムを用意することも可能です。イベントの案内、本の宣伝など、ご自分のお仕事や本に関わることであればなんでもかまいませんので、ぜひ会場のみなさんにこれだけはお伝えしたい！ということがある方は事前に、幹事のハマザキカクさんにはツイッターの＠などで、空犬には空犬通信のコメント欄かツイッターの＠にてご一報ください。
一度にたくさんの方にお会いすると名前や所属が覚えられない、という方もいらっしゃると思いますので、当日は参加者の一覧も配布予定です。
幹事は、わたくし空犬と、ハマザキカクさんがつとめます。この企画自体、二人の思いつきです。ハマザキさんは、おもしろ本を次々に世に送り出す、超ユニークな編集者として業界では以前から有名人でしたが、しばらく前に初の単著『ベスト珍書 このヘンな本がすごい！』を刊行、今や、業界外でも珍書プロデューサーとしてすっかり有名になりましたね。ご本をお持ちの方はぜひ当日ご持参いただき、ハマザキさんにサインをもらってください。
それでは、11/14、阿佐ヶ谷で本の世界を愛する人たちと一緒に楽しい時間を過ごせますように。関係者一同、みなさんのご参加を心からお待ち申し上げております。
（なお、このイベントに声をおかけした集まりは、空犬またはハマザキさんが個人的なお付き合いのある方が中心です。業界の集まりを網羅的におさえているわけではありませんし、こちらも名前を知るのみで、連絡先などがわからないという集まりもありますから、お声をかけられずにいる会もあります。業界的には有名な会が漏れているとか、声がかからなかったかとかがあるかもしれませんが、あくまで個人で企画した飲み会ですので、その点はご了承ください。また、団体単位でのご参加も大歓迎ですので、ぜひご一報いただければと思います。）
