今日は夏休みをとって、親子でお出かけ、帰りがけに、こんなところに寄ってきましたよ。
- 「シャーロキアン全員集合! 「パブ シャーロック・ホームズ」開店」(7/22 早川書房)
- 「早川書房、期間限定で「パブ シャーロック・ホームズ」開店」(8/4 新文化)
↑看板と正面のウインドー。看板は、おなじみの横顔シルエット。人の写り込みを避けたら、妙な感じになってしまいました。
早川書房のサイトから案内を引きます。《早川書房1Fの「カフェ クリスティ」が期間限定で「パブ シャーロック・ホームズ」に大変身! コレクターが集めた貴重なグッズの展示をはじめ、素敵なプレゼントが当たるホームズ・トリヴィアクイズなど、シャーロキアンならずとも誰でも楽しめる「パブ」に変わります!》
《もちろん1パイントグラスビールとフィッシュ&チップスなど、ベーカー街に佇む英国パブ風のFOOD&DRINKも充実。ホームズ関連書籍、グッズの販売も行ないます。お気軽にお立ち寄り下さい。スタッフ一同お待ちしています》。
新文化の記事には、店内の様子がわかる写真もありますので、そちらからも引きます。《映画や、テレビドラマの宣伝ポスターやチラシのほか、翻訳家でホームズ研究家・日暮雅通氏所有のホームズの人形やカップも展示している》。
《ホームズ作品の舞台、ベイカー街にちなみ、イギリスのパブ風フード、ドリンクを提供。作品の名セリフが記されたオリジナルコースターも作製した。ホームズにちなんだトリビアクイズも用意された》。
↑ウインドーには、関連書籍やグッズのほか、おなじのホームズルックの衣装も。これは店内で借りて写真撮影などもできるそうです。我が家のホームズ好きはちょっとはずかしがってしまって、帽子だけ試してました。入口を入ってすぐのところには、ベーカー街221Bの部屋を再現したドールハウスが。
↑メニューとコースター。種類こそあまり多くはないのですが、英国パブ風のメニューが並んでいます。「シャーロック」「ホームズ」「ワトスン」「ピンク色の研究」といったオリジナルカクテルも目を引きます。それぞれどんなものかは、ぜひお店で実際に試してみてください。最後の「ピンク」だけノンアルコールカクテル。
コースターには、正典からの引用が印刷されています。何種類かあるようで、セットになったものは販売もされているようでした。
↑席につくと、クイズとアンケートが配られます。写真はクイズ。これから挑戦する人もいるでしょうから、本文は見えないように。ちなみに、我々親子は二人そろってホームズ読み。正典を読み返すこともありますし、最近は、NHKの再放送でグラナダ版も一緒に観ています。これは当然、満点を狙って、高得点者に発行されるという認定証をゲットしようと、張り切ってトライしたんですが、意外に難しい問題があって(何種類あるのかわかりませんが、配られたものは「上級編」となっていました)、凡ミスを重ねたりしたこともあり、二人とも、認定証発行の点数にわずかに届かず。うーん、悔しいなあ。ホームズ読みを自認するみなさんはぜひトライを。もちろん、スマホで検索したりなど、ずるはなしでね。
↑関連書籍も売っていましたが、早川書房のものがわずかに数点とやや控えめ。飲食にお金を使う人が来る場所ですから、本は意外と売れない、という読みなんでしょうね。最近出たパスティーシュもののこちらを購入。
この他、店内なので、撮影は遠慮しましたが、壁面には、古今東西のホームズもののドラマ・映画のスチルやホームズ役俳優のポートレート、『ストランド・マガジン』の表紙などのコピーがずらりと貼られ、ホームズ一色。それらを眺めているだけでも楽しめますよ。
営業は17〜22時、平日のみで、8/29(金)までとのことです。場所は、早川書房の入っている第3ハヤカワビルの1階、カフェ クリスティ。地図はこちらを。
ホームズに関心のある人ならば、それこそ、ドラマ『SHERLOCK』のみで、原作(正典)は読んでいない、という人でも楽しめそう(クイズはまったく歯が立たないでしょうが)。夏の夜の一杯に、おすすめです。なお、独りで行くよりも、同好の士と一緒のほうが、クイズをああでもないこうでもないと一緒に解いたり、壁の写真を見ながら、どの写真がどの作品のものかあてたり想像したり、ホームズルックで写真を撮りあったりなど、より楽しめそうです。