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空犬通信

本・本屋好きが、買った本、読んだ本、気になる本・本屋さんを紹介するサイトです。

町本会公開会議、第11弾は岡山で開催です……そして「岡山のカフェ・アート・ブック案内」最新号が【更新】

「町には本屋さんが必要です会議」(町本会)の公開会議、第11弾が決まりました。今回の開催地は岡山。451BOOKSさんです。


    「町には本屋さんが必要です会議」Vol.11@岡山
    日時:2014年8月22日(日)
    OPEN 18:00 START 18:30
    会場:451BOOKS(岡山・玉野)
    http://www.451books.com/
    岡山県玉野市八浜町見石1607-5 TEL 0863-51-2920
    出演:根木慶太郎(451BOOKS)・島田潤一郎(夏葉社)
    会費:1000円(ワンドリンク付)
    定員:20名

少年たちの未来

晶文社から出た島田さんの新刊刊行記念を兼ねた、夏葉社+晶文社のフェアとイベントの2本立て企画で(上のチラシを参照ください)、町本会公開会議はトークの一部として開催されることになります。


夏葉社と晶文社の本の展示販売が行われるブックフェア、タイトルは「夏葉社+晶文社フェア「少年たちの未来」」。期間は8/22(金)〜9/15(月・祝)。451BOOKSは、平日は予約営業となりますので、営業日にご注意を。詳細はお店にお問い合わせください。


トークイベントは、2部構成で、
第一部 「あしたから出版社」になる方法(就職しないで生きるには)
第二部 町には本屋さんが必要です会議@岡山
となっています。途中、休憩があり、終了後は懇親会が予定されているとのことです。


参加ご希望の方は451ブックスにお電話またはメール(shop@451books.com)にて直接お申込ください。駐車場に限りがあるとのことですので、ご来場にはなるべく公共交通機関をご利用くださいとのことです。たくさんの本好き本屋さん好きのみなさんのご参加を、関係者一同お待ちしております。



今回の町本会には残念ながら参加できないのですが、451BOOKSといえば、わたくし空犬も縁のあるお店。


今年1月に発売になった『スケープス 'Scapes』第5号(ユニライフ・コミュニケーションズ)が、岡山のブックスポット特集号だったんですが、その特集のテキストを担当させていただいたのです。そのときに取り上げたお店の1つが、451BOOKSでした。この雑誌特集については、こちらでふれています。


451BOOKSを訪ねるのも、店主の根木さんご夫妻にお目にかかるのもそのときが初めてだったんですが、根木さんご夫妻はとてもフレンドリーで、以前からの知り合いであるかのように迎え入れてくました。すてきなお店を隅々まで案内してくださるわ、雑誌の特集で取り上げるお店のセレクトについてアドバイスしてくださるわ、次の取材先まで車で送ってくださるわ、さらにはおみやげまで持たせてくださるわと、もう至れり尽くせり。ぼくはあっというまに、根木さんご夫妻とお店両方のファンになってしまったのでした。



その後、この雑誌特集の刊行記念トークを西荻窪beco cafeで開催したのですが、根木慶太郎さんは、そのイベントにもわざわざ岡山から駆けつけてくれました。そのときのイベントについてはこちらこちらを。


その根木さんがほぼお一人で作っているのが岡山のカフェ・アート・ブック案内、「FOR BOOK LOVERS」。中は、岡山の地図になっていて、新刊・古書の書店はもちろん、カフェ(ブックカフェだけでなく、一般のカフェも)やギャラリーや雑貨店などの情報がぎっしり。裏面は、451BOOKSに縁のある、主に出版書店関係のみなさんがおすすめ本に関する文章を寄せています。これがお一人の作で、無料配布されているものだとは……何度見ても驚かされます。岡山でアート散歩、ブックスポット巡りをするならば必携というべき1枚になっています。


for book lovers 1405

先日、最新号、Vol.7(2014.5)が発行されたのですが、わたくし空犬も、おすすめ本を寄稿しています。451BOOKSのツイッター(@451BOOKS)に完成報告ツイートがあり、そちらに書き手のみなさんがリストアップされていましたので、引用します。


《FOR BOOKLOVERS2014、完成しました〜。 これから少しづつ発送と配達していきますので、みなさま今しばらくお待ちください。 本当に素敵な方々がオススメ本をご紹介してくださいました。
●奈良美智さん
●浅田政志さん
つづき
●本屋図鑑編集部の空犬太郎さん
●夏葉社の島田潤一郎さん
●京都レティシア書房の小西徹さん
●大阪beyerの梅田唯史さん
●島根県のartos Book Storeの西村史之さん
●東京のえほんやるすばんばんするかいしゃの荒木健太さん
さらに
●宮島ブックトレイルの大前公子さん(オフィス・ガンボ)
●高松市のなタ書の藤井佳之さん
●倉敷の蟲文庫の田中美穂さん
●岡山の文藝堂書店の村井省三さん
あまりに幸せすぎます。》


根木さん、いちばん幸せなのは、このすてきなマップに取り上げられたお店や本たち、そして、このマップを片手に岡山のアート&ブック・スポット巡りを楽しむことのできる、本好き=BOOK LOVERSのみなさんだと思いますよ。


完成した最新号、根木さんが送ってくださったので、早速読んでみました。いいなあ。根木さんの周りに集まった人たちが、みんなお店や根木さんのことを大好きなのが伝わってくる文章ばかりです。蟲文庫(先の雑誌特集で取材したお店の1つ)の田中美穂さんの一文もいし、写真家、浅田政志さん(先の雑誌特集の写真をご担当されました)の一文もいいなあ。


この「FOR BOOK LOVERS」、岡山で、それも451BOOKSで入手するのがいちばんいいのですが、でも、関東近郊の本好きには岡山は簡単には行けません。岡山には行けないけど、でもぜひ見てみたい、読んでみたい、という方は空犬までご一報ください。岡山に行く予定がない人にも楽しく読めるマップ/ペーパーになっていますよ。


それにしても、主催したイベント「ブックンロール」が沖縄タイムズのWeb連載に取り上げてもらえたと思ったら、今度は、岡山で発行されているペーパーに署名原稿を載せていただけてしまったし。しかも、この「FOR BOOK LOVERS」最新号に、ブックンロールの記事を書いてくださった喜納さんの所属する沖縄の出版社、ボーダーインクが発行しているている、宇田智子さんの『那覇の市場で古本屋』がおすすめ本の1つにあがっていたりする。本と本屋さんを介したつながりが、『本屋図鑑』や町本会で取り組んできたことが、あちこちに広がっているようで、なんだか、とてもうれしいのです。


追記(7/20):「FOR BOOK LOVERS」Vol.7ですが、西荻窪のbeco cafeと、吉祥寺のBOOKSルーエに置いてもらえることになりました。ご興味のある方はぜひ。もう少し手元に余裕がありますので、見てみたい、置きたいというお店の方がいらっしゃいましたら、ご一報ください。


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